全世界のうさぎファンの方、うさぎ飼いの方(もちろん、そうでない方も)こんにちは!
ドイツに住んでいるウサギ飼い、shirousagiです。
2005年からウサギを飼い始めてから「ウサギ大好き!」「兎肉なんて食べれない!」から
「ウサギの形をしたチョコレートなんて食べれない!」(いえ、食べれるけど)までエスカレートしたウサギ飼いです!
ウサギといえば、キリスト教のヨーロッパでは「イースター」!!
イースターといえばウサギ!というほどウサギは(多産なので生命のシンボルとして)イースターのシンボルの一つ(もう一つは卵)となっています。
そして、ウサギ(イースターバニー)がイースターエッグを庭に隠し、それを子供が見つける、というのがイースターの伝統的な行事です。
イースターには欠かせないウサギ、いつの頃からかスイスのチョコレートメーカー(でも工場はドイツにもあって生産は主にドイツでされているので、もはや「ドイツのチョコレートメーカー」とも言えます)Lindt(リンツ)が作っているウサギ型のチョコレート、Goldhase(ゴールドハーゼ・金色のうさぎ_)はイースターに欠かせないものになってきました。
私はドイツに住み始めてからというもの、毎年イースターが近づくと、このチョコレートを買い、日本に送ったり、友人や家族にプレゼントしていました。
そう、家には毎年イースターになると、この金色の紙に包まれたウサギのチョコレートが食卓を飾っていたのです。
その食卓にあったウサギのチョコレートはイースターの後、いつの間にか家族によって食べられていたのですが・・・
2006年のイースターから、食卓にあるウサギのチョコレートを誰も食べなくなってしまったのですよ。
(ウサギを買い始めたのは2005年の夏なので、2005年の春のイースターまではチョコレートはなくなっていた)
誰も食べないチョコ、(家族皆、私も含めて大のチョコ好き!)せっかくのかわいいうさぎさんの形をしているので冷蔵庫に入れ、翌年のイースターには食卓に飾り、イースターが過ぎるとまた冷蔵庫に入れ・・・(昨年からは一年中キッチンの飾り棚にいる)
と、その繰り返しをしていました。
そう、それをなんと15年続けたのです!!!!
(これを書いている私も驚くけど)
この15年間、友人らには新しいチョコレートを買ってプレゼントをしましたが、自宅の装飾用はずっとこの2006年に買ったゴールドハーゼ。
この金色のうさぎ、もらう事もあったので、それは食べましたが、それでもいつの間にか増え、大小合わせて6個に!
流石に・・・
15年も経つと金色の紙が色あせ、見た目にも「お疲れウサギ」です。
せっかくチョコレートとして生まれてきたのに、食べてあげる事もしてあげなくて申し訳ないけれど、今更15年前のチョコレートを食べる気にもならないので、このまま手放します。
来年のイースターには、新しいウサギのチョコレートを買ってこよう!そして、イースターが終わったら「これは犬!」と思いながらリンツのチョコ(美味しいので好き!)をしっかり味わう事にします。
そういえば・・・
15年くらい前に教えていた児童養護施設に住んでいた生徒のLちゃん。彼女の部屋に大きなLindtのウサギのチョコがあったのです。
その施設に私が出張レッスンに通っていた3年間、誰にも食べられる事なく飾られていた金色のうさぎ。
あれからどうなったんだろう?誰か、食べたのかな?
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