まだ夏ですが・・・
すでに「この冬の暖房はどうするか?」で私の頭の中はいっぱいです(涙)
今日のニュースサイトのトップ記事も値上げに関する記事だったわ。ガスに続き電気も大幅値上げ(涙)
そこで、いかに暖房を効率良く使うか、研究中です。
前回は「床暖房」について書きました。
今回はドイツのほとんどの家屋で使われているであろう、各部屋にラジエーターがあるタイプの暖房です。
(床暖房もラジエーターも同じ温水セントラルヒーティングなので、タイトルに困った!)
ガス代を節約するために〜セントラルヒーティング、温水ラジエーター暖房
ドイツで一番普及している暖房、各部屋に温水ラジエーターがあるタイプのセントラルヒーティングでの暖房費を節約するためにできる事です。
ラジエーターに溜まった空気を抜く
特に暖房を入れ始める時にはチェックしたい項目です。
床暖房とは違って、ラジエーターの中の空気を抜くのは簡単。
Heizkörper Entlüftungsschlüssel とか Heizungsschlüssel と呼ばれるこの小さなドライバーのようなもので、ラジエーターのネジを回します。
これがラジエーター用のねじ回し(Amazonでも買えます。大きさをチェック!)
窓についているシャッターや雨戸、カーテンを利用する
暑い夏には絶対に欲しいシャッター。
夏には「太陽の光が室内に入る前にシャッターを閉める」だったのが、冬には「太陽の光が入らなくなったらすぐにシャッターを閉めて室内温度がなるべく下がらないようにする」。
真逆ですよね。当然だけど。
これを書いている今はまだ夏だから、日が差し込んだらシャッターを閉めるのに、
あれ?開けるんだっけ?と頭が夏、冬の切り替え出来ずにバグってるわ・・・
窓の前には厚手のカーテンをかけるのも効果的。
窓やドアの隙間を塞ぐ
窓やドアの隙間はできるだけ塞ぎます。
必要だと思ったら、隙間テープ、そして玄関ドアなどはブラシ付きのドア用隙間テープを貼るのがオススメ。
玄関ドアって、下部に隙間ができていることが多いですよね。
ドアの下部にブラシをつけて、ドアが閉まっている時に隙間がないようにします。
このテープは我が家も用意しなくては!
(数年前に貼っていたものが壊れた!)
ラジエーターの前に家具などを置かない、ラジエーターの後ろの壁に隙間がないかチェック
ラジエーターの前に家具などを置いてしまうと、せっかくの温風が部屋に流れない!
サーモスタットを正しくセット
サーモスタットについている数字は「室温をどれくらいにするか」。
大抵の場合は「3」で20℃くらいです。
数字が1つ増えると温度は4℃上がります。「4」だと24℃。4以上を使うのはやめよう。
1 | 12℃ |
2 | 16℃ |
3 | 20℃ |
4 | 24℃ |
5 | 28℃ |
スマートサーモスタットをつける
暖房の設定温度をもっとキチンと管理できると節約につながりますよね。
そのためにはハイテクを利用!スマートサーモスタットを設置すれば「バスルームは朝だけ室温を上げる」など細かい調節も可能です。
換気は効率良く正しく行う
いくら外が寒いといっても、窓を閉めっぱなしでは空気が悪くなる!
定期的に換気が必要ですが、換気をする際は窓を大きくあけて、向かい側の窓も同時に開けて、短時間にしっかり換気した方がコスパが良いです。
ドイツの家屋の窓は大抵このようにKippenできるけれど、これでは換気には効率が良くないですよね。
換気は短時間で済ませよう。
暖房は完全に止めない
よく日本では「クーラーを1日中つけておいたたほうが電気代がかからないか?」という問題を見かけますよね。
暖房も全く消してしまってからつけると、立ち上がるのにエネルギーがかなりいるので、短期間だと完全には止めない方が暖房費が少なくなることも。
暖房期間以外は暖房を入れないように設定する
たまに8月に暖房を入れたいような日がありますが、そこはじっと我慢して、暖房は10月から4月の間だけ、と期間を決めてその間だけ暖房を入れると、暖房の立ち上がりを何度もしなくて済みます。
今年は8月に全く暖房が欲しい日がなかったけれど、9月もそうだといいなあ〜
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