そんなこと言ったって、この円安よ、海外旅行なんて出来るわけないじゃない!
…と、叱られそうですが。
久しぶりに一時帰国で旅行三昧の日を送り、しかも大学生の息子をは5年ぶりに旅行らしい旅行に出かけて
「やはり人生、旅行できるうちに旅行した方がいいなあ」
「若いうちに一度は海外旅行に出掛けてほしいなあ」としみじみ。
あと何度飛行機に乗れるのかわからない
まだかろうじて50代の私ですが、60代は目前。
元気なつもりでも残念ながら体の方はガタが来ています。
今年なんて何度病院に行けばいいのか(涙)
そして、(若い時には全く考えなかったけれど)人生、いつまで飛行機に乗れるのやら、いつまで日本までの長距離フライトに耐えられるのかわかりません。
元気なうちに見たいもの、やりたいこと、会いたい人には会っておきたい!
今や人生100年時代と言われるけれど、
元気で旅行を楽しむことができるのは何歳までなのか…
海外に出かけて人間が変わった
5年ぶりに日本(しかも5年前はたったの1週間)に出かけた息子は、コロナ禍中でも日本に行けば良かった、と言うくらい、今回の日本旅行がとても良い経験になったようです。
精神的にもとても良かった、と。
そこで私が思い出したのは、35年くらい前の私が学生の時のこと。
高校生の頃、海外旅行を夢見ていた私に両親が「もうすぐ海外にも行ける日が来るだろうねえ〜」と言っていたのです。
それくらい、その頃は庶民にとっては海外へ出かけるのは夢だったのです。だけど、円が急激に高くなっていた時代。
私が初めてパスポートを申請した時は「銀行の残高証明」も提出しなければならなかったのです。海外で不法労働するわけじゃないよ、観光旅行するだけの十分なお金を持っているよ、と言う証明でもあったのでしょう。
そんな時代でしたが、毎年大学の同じ学科の学生に一人は休暇を利用して海外に出かけた人がいました。
今だと「学生時代に海外なんて、数えきれないほどいる」だとは思いますが、あの当時は珍しかった。けれど海外に出かけた人はいた、と言う時代。
大学は音楽学科だったので、海外旅行先は皆ヨーロッパ(ドイツが主流、私もその一人か)。
そして、例外なくドイツ旅行から帰国した学生は人が変わっていたんです。
旅行後には性格が柔らかくなっていたんです!
私より一つ下のSさん、私が卒業する時にドイツに旅行に行く、と言っていたのだけど、春休みを利用して本当にドイツへ。
性格がキツいので有名だったのに、ドイツから帰国した途端、「とても優しい、物事を柔軟に考える先輩になっていたのよ〜」というのが後輩談。
優しい人になった、と言うのは必ずしも正しい表現ではないかもしれません。でも、日本とは違う環境に身を置いて、思考が柔軟になった、と言うか、自分の意見をごり押しするのではなく、他人の意見も認めてくれるようになった、と言う感じかな。
日本人のパスポート所有率がわずか17%だと聞いてびっくり。
海外旅行ってお金がかかるけれど、できるなら一度は海外に出かけて、見聞を広めてほしい。
私は貧乏学生だったけれど、それでもあの時代(バブルの前)にドイツまで飛んだよ。
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