酪農の盛んなドイツでも、牛乳の消費量がどんどん減っているのだそうです。
ドイツの1年間の1人当たりの牛乳消費量
ドイツの1人当たりの牛乳の消費量は2018年には51.39kgだったのが2023年には45.88kgまで減少しています。
こちらのグラフが年間の1人あたりの牛乳の消費量

牛乳の消費量が減った理由は納得する
多分、このデータを見たドイツ人の多くが「そうよね」と納得してしまうはず。
考えられる理由は
- 牛乳が値上がりした
- 牛乳の代わりになる飲み物が増えた
ほんと、高くなった牛乳よ。
つい5年ほど前だったか、友人宅のコーヒータイムに呼ばれて、テーブルに出ていた牛乳の話になり(コーヒーにはフレッシュではなく、牛乳を入れるのが好き)
「これ、農家から直接買った牛乳なんだよ、1リットル1ユーロもするけれど、味がスーパーの牛乳とは全然違うから!」
と薦められたのです。1リットル1ユーロ(今なら170円くらい)かあ。高いなあ。と思っていたのに…
今は普通のプライベートブランドの牛乳(スーパーで売られている牛乳の中で一番安いやつ)、しかも脂肪分1.5%の安い牛乳でも
0.95ユーロ
するのよ。ほぼ1ユーロよ!
つい先日(ったって2022年くらいまで)同じメーカーの牛乳は0.70ユーロくらいだったのに!!!
収入は増えないのに、牛乳の値段が上がったら、そりゃ控えるわよ、牛乳の消費。
植物性のミルクが増えて嬉しい!

牛は草を食べるから、その牛のミルクは植物性…じゃない!
このところのヴィーガンブームもあって、牛乳に代わる飲み物がこのドイツでも増えました。
嬉しかったのは豆乳の存在が普通になったこと。(30年前にはなかったからね)
豆乳に始まり、アーモンドミルクやココナッツミルクも普通にスーパーで見かけられるようになりました。
そして最近のマイブームは「オーツミルク」です。
私はヴィーガンではなくて、乳製品も遠慮なく食べているけれど、コーヒーやココアには牛乳ではなくてオーツミルクを入れるのが好み。
ヴィーガンのおかげで嬉しいのは、保守的だったドイツのスーパーで、色々多様な食品が売られるようになったこと!
でも、ヨーグルトやチーズは、普通に牛乳からできたものを食べ続ける予定です。(アレルギーなしだから)

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