つい昨日の事。
夕食のパスタのソースに生クリームを使いたくて 冷蔵庫から生クリームを出したら・・賞味期限が切れている!
でも、腐っていないし、カビは生えていないし、変な匂いはしないし、大丈夫だな!捨てるのはもったいない!
と、調理に使って食べました!美味しかった!

2030年までに食品ロスを半減させたい
食べ物の写真の直後ですが・・
オンラインニュースを読んでいると今朝は
「政府は2030年までに食品ロスを現在の半分に減らすように働きかけています」と言う記事が。
特に若者対象にネットで(SNSとか)どのようにしたら「食品ロス」を減らせるか、配信するようです。
ドイツで 家庭やスーパーマーケット、レストランなどで廃棄される食品の量は年間で1100万トンにもおよぶそうです 。 このうち、個人、つまり家庭で捨てられる食品の量は約440万トン。 一人当たり年間55kgもの食品を無駄に捨てているとか。
その捨てられる食品ゴミのほとんどが まだ食べれる、または捨てずにすむはずだった食品、いわゆる「食品ロス」なのだそうです。
捨てられる食品は・・(ドイツらしく以下のように)
- 野菜・果物 34%
- 調理したもの 16%
- パンやケーキなど 14%
- 飲み物 11%
- 乳製品 9%
- インスタントなど 7%
- 肉・魚類 4%
- その他 5%
捨ててしまうことになる理由は
- 野菜や果物の保存方法が悪いために早く腐ったり痛んでしまう。 また、痛んだだけで食べれるのに 見かけが悪いと言って捨ててしまう。
- 特に乳製品は「賞味期限」が過ぎただけで まだ食べても大丈夫かもしれないのに 確認もせずに捨ててしまう。
- スーパーなどで安くつくからと言って一度に大量に購入して使い切れずに捨ててしまう。
- 一度に食べ切れないほど大量に作ってしまって 食べ切れずに捨ててしまう。
勿体無いですよね。 本当に腐ってしまって 食べるとお腹を壊すかもしれない、ならともかく、食べても健康を害さない、そういった食品を捨てるなんて。
我が家でよくあるのは 乳製品の「賞味期限切れ」です。
食品には いつまでに食べましょう、と日付が入っていますが これには2つの種類、「賞味期限」と「消費期限」がありますね。
賞味期限(Mindesthaltbarkeitsdatum/MHD)
ヨーグルトや生クリームなど乳製品に書かれているのは大抵「賞味期限」
Mindesthaltbarkeitsdatum(MHD)です。

例えば、これ。 2019年4月23日が「賞味期限」。でもこの日を過ぎてもしばらくは食べて大丈夫です。 (実際、昨日調理に使った生クリームはすでに賞味期限過ぎていたけれど、食べた私は今でも元気!! ちなみに・・ロングライフの生クリームなので 常温でかなり日持ちします)
見かけ、味、匂いで 問題なければ食べてOK!

こちらのヨーグルトは 2019年3月18日が「賞味期限」。
ドイツでは 日付は「日・月・年」の順に書きます。(なので18年3月19日ではありません!)
きちんと保存していれば 1〜2週間過ぎていても大丈夫! (経験者!)
消費期限(Verbrauchsdatum)
肉や魚は 勿体無い、と思うのをやめて 新鮮かどうか気をつけた方が良いですね。
これら肉・魚に書かれている日付は大抵「消費期限」です。

パックにはいったお肉がなかったので 私が2017年7月に書いた「旧・ドイツにすむうさぎより」ブログから写真を引っ張ってきました。なので 日付が2017年7月24日です! (本日までこの肉を保管していたわけではありませんよ)
このひき肉のパックには「開封せずに2℃以下で保存の上、17年7月24日までに使ってください」とあります。
「食品ロス」は日本の方が多いと思いますが ドイツも結構多いですね。
ドイツでは気候はそれほど高温多湿と言うわけでもないので 食品の持ちは日本より良いのですから もっと気をつけて食品のゴミを出さないようにしなくては・・・
そういえば、最近、ある一人暮らしの男性が 週末になると冷蔵庫が空っぽになる、と言っていたっけ。 買い物は人参などでもバラ売りのものを1本とか、1週間に必要な分だけ買って、週末は残り物を集めて調理。「食品ロス」はほとんど出ないとか。
・・・見習おう!!
って、我が家は人参は2キロまとめ買い。でも人参のゴミは出ないのです!! だって うさぎがよろこんで皮もたべてくれるから・・・・
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