骨折でドイツの病院に入院したのが5月。現在は退院して自宅療養中のshirousagiです。
以前、7年前にも入院したので、その時の朝食を記事にしています。
今回は、入院した病院が移転していて、食事の様子が少々変わっていたので、私が病院で食べた食事を「ドイツの病院の食事2022バージョン」として紹介します。
病院の朝食
まずは朝食。自宅にいると実はそれほど食べない朝食なのに、病院にいると暇だからか、せっせと食べてしまうのです。
動かないから食べすぎると危険!
今回初めての病院食はこれだった
入院した翌日、朝早くにCT検査に駆り出されたため、朝食にありつけたのは10時も回った時。
検査から病室に戻ってくると、看護師さんが「食事にしますか?」と尋ねてくれて、食事担当の人がやってきました。
「何が食べたいですか?」
え?何があるんだろう?朝食の決まりきったセットはないのかな?
「何があるんですか?」
入院して2日目、最初の食事だったし、
大体、この病院の食事のシステムがよくわかってなかったわ
「小型のパンに、ライ麦パンに・・・サラミにハムに、チーズにジャムに、バターに・・・」
スライスしたパンにハムをのせてください。
飲み物はコーヒー。
右手が使えないので・・・
「大丈夫ですよ、切ってお持ちしますね」
確かにパンにハム、と言ったんだけど、フルーツくらいついているのかと思ったら、私が言った通り
「ハムをのせたパンとコーヒー」
それだけだった。。。
パンは片手で掴んで食べれるように、バターを塗ってハムをのせて、切ってある。文句ない!
コーヒーもミルクを希望すると、フレッシュを入れて混ぜてくれた。文句はない!
ベッドサイドのテーブルもベッド上に設置してくれて、高さも調節してくれて、ミネラルウォーターもグラスに注いでくれた。文句ない!
動かぬ体で、一人で左手だけで食べれるように準備してくれた!文句ない!
朝食の内容が乏しいのは・・・私が「パンとハム」とだけ言ったからよね。そうよね。
3日目以降の朝食は、事前に何があるのか読んでおいた
見舞いに来た家族が、病室で「食事メニュー」パンフレットを発見。
なるほど、このパンフに書いてあるものから
自分で好きなものをチョイスすればいいわけね。
というわけで、3日目からの私の朝食はこれです。
- フルーツミューズリーにプレーンヨーグルトを混ぜたもの
- スクランブルエッグ
- フルーツサラダ
- コーヒー
食事担当の人が毎朝、患者の部屋にやってきて、希望を一つ一つ聞いて、その場ですぐに用意してくれたのです。
私は毎朝、
「ミューズリーにヨーグルトを混ぜて、それからフルーツサラダとスクランブルエッグ。
飲み物はコーヒーをお願いします!」
と言って、朝食を用意してもらったの。
患者一人一人のリクエストを全部覚えて用意する食事担当の人も大変よね。
たまにスクランブルエッグがなくて、茹で卵をつけてもらったことも。
右手が使えない私には、食事担当の人がミューズリーをヨーグルトであえてくれたり、ゆで卵の殻をむいてくれたり。
混ぜるって、左手しか使えないと上手くできないのね。
ミューズリーを混ぜてくれて、とても助かったわ。
食事担当の人は、丁寧に対応してくれる人でとてもありがたかったです。
だからか、ワンフロア回るのに、1時間半くらいかかっていたようで、朝食が届く時間は早くて8時、遅いと9時過ぎに。
半日だけ同室になったおばあさんが
「朝食、まだなのかしら?」と1時間くらいつぶやいていたっけ。
その昔、30年くらい前に入院した時は、朝食が7時くらいに配られたような記憶が。(全員同じ食事内容で、トレイに全てセットされていたけど)
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コメント
西ドイツの表記、懐かしいですね!
私が初めて買ったドイツ製はファーバーカステルの鉛筆でした。やっぱり西ドイツ製の表記がありました。
また楽しい記事をお待ちしています
岩佐良実さん、
ドイツが統一して早くも30年以上たってしまって、ほとんど西ドイツ製という表示を見なくなってしまったので、たまに見かけると「これは貴重だ!」なんて思ってしまいます。
岩佐さんもその当時ドイツで作られたものをお持ちなんですね。「もう手に入らない」と思うと、ちょっと手放し難いです。
記事を楽しみにしてくださってありがとうございます!これからもよろしくお願いします!