ドイツでは以前から(少なくとも私がドイツに来た時にはすでに・・って30年くらい前ですよ!)開業医の診療所で診察してもらって 薬が処方されたら その処方せんを持って薬局に行って薬を購入します。
(薬代は一般的なものは保険会社が払ってくれます)
あまり病気にはなりたくありませんが・・
それでも人間、風邪をひいたり、頭痛に悩まされたり。
全く医者や薬の世話にならない! ってことはないですよね。
我が家でも 年に数回はお医者さんのお世話になります。
行きつけのお医者さん(ホームドクター)、そして 行きつけの薬局もあります。
ドイツに来て 初めて処方せんを持って薬局に行った時の事。
薬剤師さんが
なんだか汚い字で書かれた処方せん(医者の手書きの字が汚いのはドイツでは有名!)を見ながら その薬を 店の奥の引き出しがずらっとならんだ場所から 的確に取り出して来て、
「はい、これね! 毎日2回3錠服用してくださいね」
と言いながら、薬の箱に 「2×3 täglich」などと書いてくれて
小さいビニールの袋に薬の箱を入れて、
それから・・・
Taschentücher(ポケットティッシュ)とグミの小袋をいくつか一緒に入れてくれました。
「へえ・・サービスいいなあ〜〜」
薬代も自己負担ではないのに、ティッシュやらグミをくれるなんて!
![](https://blog.shirousagi17.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0028.jpeg)
今は あまり見かけなくなったのかもしれませんが
その頃、日本に一時帰国して 駅の前など歩いていると 毎日のようにポケットティッシュを配っている人を見かけ、一時帰国中に大量にポケットティシュを集めて ドイツまで持って帰って使っていました。
本当にポケットティッシュをお金を出して買う人がいるんだろうか?
というくらい。
ドイツで 街を歩いていて ティッシュをもらう、なんてことはないし、
特にその当時は粗品なんて 一般のお店で買い物をしても ほとんどもらう事はありませんでした。
だから 余計に薬局で 処方せんで薬を買って粗品をもらえるのにびっくり!
少々 不思議な気がしていたのですが
どうやら 薬局では「自己負担でない 処方せんで薬を買う客には プレゼントをあげてはいけない」事になりそうです。 (そのニュースはこちら)
私が今まで薬局でもらった事があるものは
- ポケットティッシュ
- フルーツグミ
- のど飴
- ボディーソープ
なのですが、ニュースを読んでいると ベルリンなどでは
1ユーロの商品券や パン(Brötchen)を配っていた薬局もあったのですって。
パンを配っていた薬局はその隣がパン屋さんだったそうですが。
それにしても
いいな〜〜1ユーロ割り引いてもらえると!
薬局で こういった「粗品」が配られたのは 薬の値段がドイツ中、どこで、どの店で買っても同じだから サービス競争で できるだけ自分の薬局で買ってもらおう! といった事情からのようです。
まあ、もらえたものは 薬の宣伝の入ったポケットティッシュだったり、のど飴の「試供品」とかで 一般に売られているものではなかったのですけどね。
・・・そうかあ、 もう、あのスーパーではお目にかかれないグミのお試し小型パックはもらえないのか・・(いえ、その薬局では同じグミのレギュラーサイズが売られているのですけどね)
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