Tempo〜ドイツで紙のポケットティッシュが生まれて90年

ドイツの生活

2019年9月18日で「Tempo」が登録されてちょうど90年になったそうです!

Tempo、テンポと言っても、音楽好きなshirousagiが書く記事だからといっても・・
音楽の速度の事ではありません。

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ドイツでTempoといえばこれ

Tempoと言うのはこれ。

ポケットサイズのティッシュペーパーです。

大抵、20個くらい入って売っています。
まあ、日本のティッシュペーパーでもそうですよね。

このTempoポケットティッシュ、日本のティッシュペーパーと比べるとかなり厚いです。硬いです。なので・・テーブルナプキン代わりにも使えます。
少々お値段が高くなりますが、イラスト入りのもあり、私はこれを時々プレゼントにも使っています

ちょっとした子供へのプレゼントとか・・日本へのお土産にも使っています。

ドイツでティッシュペーパーを最初に作ったのは

このドイツのポケットティッシュペーパー、最初に作り出したのは

製紙会社を営むオスカー・ローゼンフェルダー(Oskar Rosenfelder 1878-1950)と、その兄のエミール・ローゼンフェルダー(Emil Rosenfelder 1861-1945)。
それまで布製しかなかった「鼻をかむ」ものを紙で作ったのです。

ちょうど90年前の1929年から作りはじめ、1929年9月18日にこの紙でできた製品につけた「Tempo」と言う名前をベルリンの特許局に登録したのだそうです。

「Tempo」が生まれてこの9月でちょうど90年です。

どうして「Tempo」と言う名前にしたのか、その理由にはその当時、1920年代の時間がたつのが早く感じられて、「Tempo」と言う言葉をよく耳にしたから、とか。
でも「Tempo」のおかげで主婦の仕事が減ったから、と言う人もいるみたいですけどね。(どうして主婦の仕事が減ったのかは後述)

Tempoはティッシュぺーパーの代名詞だけれど、ティッシュペーパーはドイツ語で

ドイツ語でポケットティッシュペーパーは
Taschentuch(複数形・Taschentücher)です。

Tasche(タッシェ)=ポケット、カバン
Tuch(トゥーフ)=布
この2つの単語が合わさって「Taschentuch」(タッシェントゥーフ)です。
Taschentuchと言う単語のどこにも「紙」と言う意味はありません。

ポケットに入れる布、と言う事は・・・「ハンカチ」!
大抵の独和辞典では Taschentuch=ハンカチ となっていると思います。(私が使っている辞書もそう書いてあります)

そう、Taschentuchとはこれ!

このハンカチ、写真のものは本当にドイツで手に入れたTaschentuchです。2枚あるからTaschentücherですね。

Taschentuchはなんのために使うの?

この、日本語だったら「ハンカチ」と言える布。では、なんのために使うのかと言うと
「鼻をかむため」なのですよ。

そう、90年前までは鼻をかむ紙がドイツにはなかったそうで、布でかんでいたのです。
ハンカチで鼻をかんで、そのハンカチは洗って、そしてアイロンをかける・・・

なんて手間がかかるのでしょう! 主婦はハンカチの洗濯とアイロンがけに追われてしまいます。

そこで登場したのがあの「Tempo」なのだとか。

Tempoはもはや鼻をかむための紙の代名詞

ドイツで手に入るTaschentuchは何もTempoばかりではありません。
私は普段行くスーパーのストアブランドのティッシュを買っています。

Taschentücher

ですが、Tempoの名前はとても有名で、誰もが知っているので
「ティッシュ持っている?」ときく代わりに「Tempo持ってる?」と言う人が多いのですよね。

ところで、鼻をかむためのもの、布製から紙製に変わると・・・・
使い捨てです。環境に良くないですね。

製紙のために多くの木を伐採するのを防ごう!とリサイクルペーパーのティッシュペーパーも一時人気でした。
同じくリサイクルペーパーのトイレットペーパーも人気でした。
20~30年くらい前の事かな?

写真はトイレットペーパーですが(ティッシュペーパーの写真が見つからなかったので)
同じブランドでリサイクルペーパー使用の印、青い天使のマークが入っていました。

ところが、リサイクルペーパーの製品は衛生上問題がある、と言う事で
2000年あたりからリサイクルペーパーの製品は人気がなくなり、最近はほとんど見かけません。

ゴミ問題を考えて、鼻をかむのは昔のように布にする、と風邪引きが多い時は大変です。他人に風邪をうつす危険が高まります。
リサイクルペーパーを使ったものを使用するのも衛生上の問題があるときくと抵抗があります。

風邪をひかなければ良いのですが、引きたくなくても引いてしまう時も。
引いてしまったら他の人にうつしたくないし、衛生上問題のある品も使いたくないですね。

やはり誕生して90年のTempoに頼って、速いTempoテンポで風邪をなおすしかない、かな?
(そう、なるべくティッシュペーパーを使わずにすむように!)


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