美味しいご飯が大好きなshirousagiです。
ドイツに来ても時にはお米、それも日本でよく食べられるご飯が食べたい!と
学生の時は日本で売っているようなお米が手に入らなかったのでミルヒライスを鍋で炊き、
その後、近所のアジアンショップで 日本ではもう姿を消しただろう、と思われるような炊飯器、保温機能なし、を20マルク(その当時で確か1400円くらいかな?)で購入して使っていました。
こんな見かけの炊飯器。蓋は置くだけでした。
その後、20年以上前にドイツに住んでいた駐在員家庭の方が日本に本帰国になった時、
「もうかれこれ10年くらい使われているのだけど・・・」とパナソニックの炊飯器、ドイツの電圧仕様を譲ってもらいました。
それはこれ。
日本から遊びに来た人が「ええ?こんな炊飯器、まだあるの?」と驚かれたくらい。
花柄の電化製品、知らない人もいるのではないかなあ?
10合炊けるこの炊飯器、15年くらい前に8合ほど炊こうとしたら、如何か炊けず、
「もう古いし、壊れたかな?」そろそろ新しい炊飯器が必要かな?」
しかし、その頃はすぐに炊飯器を買おうにも近くにある普通のドイツのお店には炊飯器などなかったのですよ。
8合ではだめでも、いつも通り4合なら大丈夫かも?
と、4合だけ炊くと炊けたので
「明日、炊飯器が壊れるかもしれない」と思いつつ、使用を続ける事に。
そうしているうちに、壊れるかもしれない、と思ってから15年ももってしまいました。
あれからは4合しか炊いた事がありませんが。(炊けないかも、と怖くて5合以上は炊かなかった)
それでも「明日は壊れるかも!」と
- デュッセルドルフの日本食スーパーで買う
- ドイツのアマゾンで買う
- 一時帰国の時に日本で買ってドイツまで運ぶ
この3つの購入方法、どれにしようかと色々検討していたのです。
10年以上前なので・・
日本のメーカーの日本で使われているような炊飯器だと200~300ユーロくらい。
「高い!」
その頃、ドイツでも炊飯器が売られ始めたのですが、それは私がドイツに来て初めて買った炊飯器のようなタイプのもの。お値段は20~30ユーロくらいでしたが。
「美味しく炊けて、保温もできるようなのがいいな」
どうしても日本の今の炊飯器を知っていると、(その当時)ドイツのお店に売っている炊飯器はたった30ユーロでも買う気がしない。
それでもアマゾンで日本製の炊飯器が高くても買える、とわかってから、
「壊れてから注文すればいいや!」と
花柄の貰い物のパナソニックの炊飯器を使い続けていると・・・壊れない!
そんな時、ネットの広告に「マルチクッカー」が出たんです!
しかもお値段を見ると、100ユーロ以下。
見かけは日本の炊飯器そっくり。 (炊飯器だってケーキ焼いたりしますよね。最近は流行りですね。)
「これだ!これを買おう!」
やってきました! マルチクッカーです。(ドイツ語でMultikocher)
ボッシュのマルチクッカーにしようか、ティファールのにしようか、迷いましたが、お値段で(予算がない!)これに決定。
ネットで評判が良かったのはこのマルチクッカー。
これはドイツでもネットでの評判がすごく良かったのです。
しばらく迷いましたが・・・
30年くらい前(だろうと思う)のパナソニックに比べると どれでも我が家には大進歩!
という事で 今回購入したのはTefal(日本ではT-falなんですね)の「45 in 1」というタイプです。
やってきた箱を開けると(ドキドキ!)
しゃもじも計量カップも日本の炊飯器と同じ!
ああ・・我が家にもやっと「四角い」炊飯器が!(という時代はまた丸い炊飯器になっている気がする・・土鍋とか電気圧力鍋とか)
内釜も本当に日本の炊飯器と同じ!
うれしいなあ〜〜
内蓋が枠しかないのが少し気になるけれど・・(透明な蓋は1枚)
で、早速、いつものお米でいつもの炊き方で炊きました!
結果は・・・日本人が慣れている味です。満足です!
ドイツ人も「ご飯は炊飯器で炊かなくっちゃ!」になるのかしら??
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