ガソリン、電気などのエネルギー代の値上げで悲鳴をあげるドイツ在住民への、国からの援助、
それがこの夏、6月から8月まで有効になる
9ユーロチケット(9-Euro-Ticket)
いよいよ来週から販売開始になるそうで、これはワクワク〜〜が止まらない!
というわけで、本日は自分へのメモも兼ねて、この「9-Euro-Ticket」を紹介します。
(注・もうすぐ発売というのに、決定するのは5月20日以降なので、もしかするとこのチケットは発売中止、という可能性もあるかも・・・です)
ドイツ全土で有効な9-Euro-Ticket
今年2022年の6月から8月までの期間限定で、1ヶ月9ユーロで公共の乗り物に乗り放題!というチケットが販売されます。
9ユーロチケットで乗れる乗り物
ドイツ全域で利用可能。ですが、乗れるのはRB、RE(という列車)U-Bahn(地下鉄)S-Bahn、バス、トラムです。
いわゆる長距離列車、IC、EC、ICE、遠距離バスには乗れません。
9ユーロチケットの販売場所と値段
お値段は月毎に9ユーロ。6月1日〜6月30日で9ユーロ。7月1日〜7月31日で9ユーロ。8月1日〜8月31日で9ユーロ。
6月20日に買っても、6月30日まで有効で、
7月に入ったら新しいチケットが必要だそうよ。
すでに定期券を持っている人はそのまま使えるのですって。(差額は後で精算されるそう)
9ユーロチケットの条件
チケットは本人のみしか使えないので、身分証明書携帯必須です。駅で買った紙のチケットの場合は名前を記入(鉛筆ではダメ)
6歳未満の子供は連れて乗ることができます(6歳未満無料)
自転車は無料では載せれません。
定期券を持っている人はその定期券の範囲であれば、定期券の条件がそのまま有効になるけれど、定期券の範囲を超えると、9ユーロチケットの条件を守らなくてはなりません。
(これは・・・週末にもう一人一緒に乗れる、とか、1等に乗るとか。これらの条件は定期券の範囲だけ)
エネルギー代の高騰によるドイツ在住民の負担軽減策だけど
この9ユーロチケット、ガソリン代、電気代の大幅な値上げで悲鳴をあげているドイツ国民の負担を少しでも減らそう!と考えられた対策ですって。
このチケット販売による、定期券の本来のお値段との差額の払い戻しを考えると、それだけで国の負担はかなりの額になりますよね。
9ユーロチケット利用のメリット
利用する側としては、たった9ユーロなら、例えば、デュッセルドルフ市内で地下鉄で2往復するだけで元が取れるので、(回数券を買っても2往復で10ユーロ以上)超お得!です。
9ユーロって、今なら1200円位。
デュッセルドルフの地下鉄で4駅分乗るとすると、片道300円以上かかるのよ。
9ユーロチケットで乗れる列車で1時間くらいで行ける町もいっぱいあるし、6月から9月は日も長くて動きやすいから、あちこち行きたいわ!
ここデュッセルドルフからなら列車で1時間くらいで
ケルン、アーヘン、ボン、エッセン、ヴッパータール・・・と観光にも面白い町がいっぱい!
9ユーロチケット利用のデメリット
それは・・・
これだけお得感満載のチケットだと、利用者が多くなって、混雑、乗り物が満員!となること。
それでなくても「時刻表通りに走ると期待してはならない」DBの列車。
さらに夏休みなので、DBやその他公共交通会社の人も夏休みを取りたい→人手不足
まだコロナ禍が終わったわけではないので、感染予防しつつ利用しなくてはならないこともあるしね。
それでも私はこのチケットを買う予定です!
1ヶ月の間に自宅からショッピングに2回行くだけで元は取れるし、平日を利用して観光旅行に行くつもり!
昨年の夏休みには、こんなサービスがここNRW州ではありました。
せっかくの夏、家に閉じこもっていないで外出を楽しもう!
田舎に行くのもいいかも。(列車やバスが走っていれば)
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント