砂糖を断つ事ができなくて困っているshirousagiです。
日本にはまだ外国人があまりいなかった頃から、ドイツは「ガストアルバイター」として特に多くのトルコ人がドイツに渡り住んでいます。
現在でも在独の外国籍の人の中ではトルコ人が一番多いようです。
ドイツに住む外国人は2018年の調査によると
- トルコ人(148万人)
- ポーランド人(86万人)
- シリア人(75万人)
- ルーマニア人(70万人)
- イタリア人(64万人)
- クロアチア人(40万人)
- ギリシャ人(36万人)
- ブルガリア人(34万人)
- アフガニスタン人(26万人)
- ロシア人(25万人)
なのだそうです。 (出典はこちら)
一番多いトルコ人、それからポーランド人の数は2017年に比べると減少しているそうですが、それでもドイツに一番多く住んでいる外国人です。
トルコ人はすでに2世とか3世もいて、ドイツ語がペラペラ(ドイツ育ち)で仕事もバリバリしている人もいますね。 私にもトルコ人の生徒がいた事があり、生徒の両親は2人ともいわゆるホワイトカラーでかなり収入がありそうな家庭でした。
が、その両親のお母さんはトルコ生まれで掃除婦としてドイツで働いていたとか。
トルコ料理のレストランは数え切れないほどあるし、トルコの食品スーパーやトルコからの輸入の野菜などを売っているお店もあって、トルコ人に会う事は結構頻繁にありますが、友人となるといない・・です。
が、先日、医者をしている友人から「トルコ人の患者さんからもらったから」と
トルコのお菓子をいただきました。
これはこれ!「ロクム」です。
ロクムとは何かというと
ロクムは、砂糖にデンプンとナッツを加えて作る、トルコの菓子。マシュリク、バルカン半島、ギリシャの他、欧米でも知られている。英語ではターキッシュ・ディライト(Turkish delight、「トルコの悦び」)と呼ばれる。食感は柔らかく弾力があり、日本のゆべしに似ている。
Wikipedia「ロクム」より
このうち、ナッツは必ずしも加えないようですね。
私がいただいたのは(その友人はこのお菓子をトルコ人に頻繁にいただくのだそうです)
ナッツは入っていなくて、ローズウォーターの香りがついたものです。
原材料は砂糖、デンプン、水、香料。あとは着色料と保存料。シンプルですよね。
味もまあシンプル。
なんでも伝統的な作り方だとデンプンを長時間煮詰めて作るのだそうです。
外側がべとつかないように粉砂糖とかココナッツの粉をまぶすのだとか。
いただいたロクムは粉砂糖がまぶしてありました。
ドイツの甘いお菓子に慣れていると、甘すぎなくてちょうど良い感じです。
が・・一箱、同じ味ばかりなので 少々飽きそう。(食べ過ぎなくて良いかも、ですが)
パッケージに
「トルコのバラの味のついたお菓子」なんて書いてあるのですが、
バラって・・・こんな味なのか!?
トルコに行くと、ロクムもナッツがはいったもの、フレーバーも色々なものがあるそうですが、どうやらヨーロッパではこのローズウォーターが入った、ナッツはないものが人気なのでしょうか?
このパッケージのものはドイツで簡単に手にはいるようです。
ところで、このお菓子に使ってあるローズウォーター、
マジパンを作る時にも使われます。
マジパンはアーモンドと砂糖とローズウォーターを混ぜたものです。(ローズウォーターは香り付けだからか、なくてもマジパンはできるそうですが)
マジパンといえば、ドイツではクリスマス!
マジパン好きとしては好きなお菓子が増えるなあ・・
(で、ますます砂糖離れできなくなる・・・)
コメント