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クリスマスディナーはガチョウのロースト〜今年はデリバリーでいただきました

クリスマス
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いよいよ本日、2020年12月27日からドイツではコロナワクチン接種が始まるそうです。

とはいえ、一般人でまだまだ元気で、しかも医療関係者でも介護施設関係者でもない私が希望すれば接種可能になるのはまだまだ先の話、のようですが・・・

そんな今年、コロナ禍で1年が過ぎようとしている2020年のクリスマスのディナーは久しぶりに

とても典型的なドイツのクリスマスディナー

をいただきました!

典型的なディナーといえば、「ガチョウのロースト」なのですが、ここ数年はクリスマスでも家族が揃わなかったり、直前までバタバタしていたり、さらに「もうガチョウは飽きた」という気持ちもあってガチョウのローストは作っていなかったのです。

それまではクリスマスが近くなると農家にガチョウを1羽予約して、24日あたりに購入して家に持ち帰り、25日の朝早く起きて下ごしらえ、オーブンに数時間入れて焼いていたのです。

これがなかなか大変!なにもクリスマスにこんな大仕事をしなくても良いのではないか、とガチョウのローストは諦めていたのですよ。

ところが・・・

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郵便受けに入っていたレストランのチラシ

そうです。きっかけはコロナ禍によるロックダウンでデリバリーとテイクアウト以外の営業ができなくなったレストランのチラシ。

普段なら郵便受けにはいったそういったチラシはすぐに「古紙回収容器」に直行なのです。大抵は宅配ピザと中華レストラン。

ところが、今回はそのどちらでもなさそうだ、と中を見て

「へえ〜〜ガチョウのローストのメニューねえ。レストランも大変だよね、デリバリーしてくれるのか・・・」

ふと思った、

「そうか、今年のクリスマスは仕事はないし、家族も出かけることはない。全員揃っているのならたまにはレストランからデリバリーしてもいいかも」

実は我が家ではこれまで食事のデリバリーを注文した事がありません。テイクアウトなら近所のピザとかケバブとかありますが。

お値段を見ていても、レストランで食事をすることを思うとそれほど高くもないし、自分でガチョウのローストを作る手間(焼いている時より、汚れたオーブンの掃除が大変!)を考えると、年に一回くらいちょっと贅沢してデリバリーでクリスマスメニューするのもいいかも!

というわけで、色々あった中からガチョウの丸焼きが入った、スープからデザート、飲み物もついったメニューを注文しました!

配達された食事

ドイツのクリスマスの食事は伝統的には25日のランチです。我が家も自分達でガチョウのローストをしていた時は25日の朝に料理開始、お昼に食事していました。

12月24日の深夜に教会に行き、また、25日の午前中に出かける人も多く、それからお昼に家族は集まってクリスマスディナーとなります。

お昼でもワインも飲んでいましたが、今回はもっと気楽にワインも飲めるように!と25日の夕方に食事配達を予約。

午後6時少し前にやって来ました!

かぼちゃのポタージュ、ガチョウのロースト用のソース、デザートの焼きリンゴ、ジャガイモ団子(Kartoffelklöße)

紫キャベツとりんごの煮物と芽キャベツ(写真は相変わらずジャガイモが幅をきかせているけれど)

そしてメインのガチョウの丸焼きロースト!

飲み物には赤ワインがついていたのですが、ワインは我が家にたくさんあるので、代わりにビールをつけてください、とお願いしていました。

どんなビールが来るのかな?と楽しみにしていたら

ビール

予想外のビールの種類だったけれど、これはこれで面白そう!

後日、試してみます。(がちょうはやはり赤ワインでいただきたいので)

それではいただきます!〜デリバリーのクリスマス、メリットとデメリット

まずはスープです。

その後に丸ごとのガチョウ、専用のハサミ(以前焼いていたから持っている)で切り分けて、付け合わせの野菜も添えていただきます!

クリスマスディナー

少々見かけは悪いですが、

  • ガチョウのロースト(これはモモ)
  • カルトッフェルクレーセ(Kartoffelklöße)
  • 紫キャベツとりんごの煮物
  • 芽キャベツ

本当に超がつくくらい典型的なクリスマスメニューです!

ガチョウのお腹にはオレンジ、にんじん、セロリ、玉ねぎなどの野菜がぎっしりと。オレンジは鴨やガチョウによく合います。

食事には家にあった赤ワインを開けました!

デザートの焼きリンゴ、バニラソースかけも冬の典型的なデザート。マジパンとくるみが入っていておいしかったです!

4人分のメニューだったのですが、我が家は3人なので、2回に分けて食べました。(つまり、26日のランチに残りを食べました)

2回ともお腹いっぱいに!ガチョウのローストにガチョウから出た脂のソースは胃にガッツリと来ます。

さて、コロナでロックダウンがなかったら、おそらく注文しなかったと思う、このデリバリーのクリスマスディナー、

メリットは

  • なんといっても食事の準備、材料の買い出しが必要でない!(ガチョウはスーパーより断然農家から直接買うのが良いですが、これも手間)
  • オーブンで長時間(4時間以上)焼く必要がなくて電気代節約。
  • 脂まみれになるオーブンの掃除もしなくて良い

デメリットは

  • どうしてもガチョウのローストなどが「出来立てほやほや」ではなくて、少々冷めてしまっている
  • 配達用に食事はアルミの容器などに入っているのでごみが増える
  • お皿などに入れ替えるので食後の食器の片付けは必要

デメリットもあるとはいえ、がちょうのローストはレストランで食べるか、デリバリーかテイクアウトが良いな、と思った今年でした。

丸焼きの野性味も良いですが、来年は鴨胸肉ロースト(スライス)にオレンジソースにしたいな〜〜と早くも「デリバリーを頼もう!」と思っているshirousagiですよ。

あ、レストランで食べる方が良いかな。

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