ドイツ飯もいいけれど(簡単に作れるから)やっぱり和食よね、日本のご飯よね。日本のレシピで作る食事よね〜
でも、アジアンスーパーに行って輸入品を買うのは家計に響く!な、我が家で常備している、ドイツの普通のスーパーで買っている食材を紹介します。
本日紹介したいのはこれ。Backerbsen。
Backerbsen(焼きエンドウマメ)って豆?(じゃない)
ドイツではBackerbsenとかGebackene Erbsenと呼ばれるこれです。
名前のBackerbsen、
- backen=(パンなどを)焼く、(油で)揚げる
- Erbsen=エンドウマメ
そう、「焼き豆」「揚げ豆」??
バックエアプセンはこれで出来ている
Backerbsen、自分で作ることも出来ます。
材料は
- 小麦粉
- 卵
- 牛乳(または水)
これに塩少々を混ぜて油で揚げます。
で、ここで気がついた方もいらっしゃるかと!そうです、これって「天かす」!
えんどう豆は入ってない!
天麩羅の衣と同じよね〜
(牛乳は違うとしても。水でもOKなのよ)
既製品のBackerbsenは綺麗なボール状、グリンピースのような形をしていますが、自分で作るBackerbsenは天かすのように形が様々です。
レシピを見ると、生地を「チーズおろし器」とか「しりしり器」のようなおろし金(raspeln)で小さくして揚げているの
バックエアプセンは上流階級の食べ物だった?
このBackerbsen、主にスープの浮き実として使われています。
特にあっさりした野菜スープにこれを入れると、油っぽくなって美味しい〜というわけですよね。
どこでも油(脂)と小麦粉(炭水化物)の組み合わせは最強よね!
今やドイツ中、誰もが知る(?)食材で、どこでも簡単に手に入るけれど、どうやら南ドイツとの国境に近いオーストリアのVorarlberg(フォアアールベルク)で生まれた食べ物のようです。
それも、上流階級の人々の食事のスープの浮き実として。
わあ〜天かすって、贅沢品なのね!
Backerbsenはスイスでは「Suppenperle」(スープの真珠)と呼ばれているのですって。真珠よ!上品よね、高級よね、天かすって!
うどんにはBackerbsen!
天かすとくれば、日本人だったら「うどん」でしょ!
特に1年前からは(ひまわり油の値上げとエネルギー代高騰により)天ぷらを全く作らなくなったshirousagiですが、この「Backerbsen」があると、簡単にうどんを美味しく食べられるので重宝しています!
昨日作ったうどんです。
ほうれん草が安かったのと、翌日におでん(5月に!)を作りたかったので大量生産したゆで卵をトッピング。
そして「バックエアプセン」!
バックエアプセンは「食べる直前」にスープにのせる、ですが、私は食卓でこれをうどんにのせてから、だし汁につけて少し待ってから食べます。
なんたってドイツの食材よ、これも天かすより少り硬いのよ。ちょっとふやかしたら(ふやかし過ぎないよう)天かすに似てくるのよ!
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