コロナ禍でロックダウンされたヨーロッパ、徐々に平常に戻りつつあります。
5月6日にドイツで発表されたロックダウン緩和は
- 売り場面積800㎡以上の大型店舗も営業可(5月12日から全てのお店が営業可能)
- 一定の条件の元、レストランの営業可能(5月12日から)
- 公園、子供の遊び場開放
- 野外での人との接触のないスポーツ可
- 一定の条件下での老人ホームや病院・施設入院患者の見舞い可能(5月10日から)
- 学校授業再開(徐々に少しずつ)
- 美容院、理容院営業可
- フットケア営業可
- 教会の礼拝など宗教的集会許可
など(州によって多少違います。上記はNRW州)です。
すでに今週から美容院営業可能だし、音楽教室や市民大学も授業スタートしているし、日常生活にはほぼ支障はなくなりました。
社会的距離は保たなくてはならず、それが出来そうにない場合はマスク着用、ですね。
ブンデスリーガ(プロのサッカー)の試合も「無観客試合」も5月中旬から行われる予定のようです。
ドイツはヨーロッパ先進国の中ではロックダウンの緩和にいち早く乗り出したようです。
今まで接触禁止などで窮屈な思いをしていた人には朗報ですよね。ですが、やはり「もう緩和するなんて早すぎる」という意見も多いようです。
こんなに早く緩和していたら感染の第2波が来るのではないか、という意見もありますが、このコロナだけは未知な事が多くて、これからどうなるかなど誰にもわかりませんよね。
また感染者が多くなれば、外出制限するなど措置をとり、少なくなれば緩和して自由を取り戻す、などを繰り返すしかないかと思います。
上に書いた緩和される事柄も「とりあえず5月10日まで有効」(NRW州の場合)となっています。
5月11日以降、もっと緩和されるかもしれないし、厳しくなるかもしれないのですよね。という事は、「わ〜〜い、自由だ!」と気を緩めるな、という事ですね。
今回のコロナ緩和政策が発表されてから3日目の今日、街に仕事に出かけましたが・・・
お店や銀行、病院、診療所などに入るにはマスク着用が義務です。
私はマスクをバッグにいれて、いつでもすぐに出せるようにして歩いていました。(お天気が良くて暑いし、人混みがなく、マスクを常にするほどでもないので)
結構多くの人がマスクのゴムは耳にかけて、でも顎までずらして口や鼻を出して、歩いている!
店に入る時にすぐにマスクで口や鼻を覆えるように、でしょうね。スカーフでも良いので、首に布を巻いている人も。
銀行に出かけると、建物内は決まった数の人しか入れないので、外でじっと待たされましたよ。ただ現金を少し引き出すだけだったのですが。
お昼には学校帰りのランドセルを背負った小学生の姿もちらほら。マスクをしていましたが、どうやらマスクが大人用の物らしくて、隙間だらけ。
久しぶりの街でした。
ロックダウンは緩和されていますが、どこへ行くにもマスクは必要だし、建物に入れる人数には制限があるし、で、
不要不急な外出は、お散歩以外はする気になれないな・・と思った1日でしたよ。
コメント