寒くなってきた昨晩の夕食にグリンピースのスープ(ポタージュ)を食べたshirousagiです。
作りながらグリンピースについてネット検索していたら
「グリンピースのスープは貧乏人の食事だった」という文章が目に飛び込んできました。
貧乏人の料理=伝統的な庶民の食事
貧乏人の食事(Arme Leute Essen)と言われている食事は、
ドイツに伝わる昔からの料理で、貧乏な庶民(王侯貴族ではなく)が食べていた食事
のようです。
その昔の庶民の生活って、とても質素だったようですよね。
ドイツの庶民の料理、貧乏人の料理はこれ
ドイツ国内でも地域によって色々な「庶民の料理」があるようですが、これなどが伝統的なドイツの庶民の料理に数えられるようです。
焼きじゃがいも(Bratkartoffeln)
これに卵を入れると「農民の朝食」(Bauernfrühstück)と言われるくらいだし、ドイツの農民が喜んで食べたであろう!
じゃがいも、玉ねぎ、卵って、農家なら常備していたはず。
Strammer Max(シュトラマー・マックス)
「シュトラマー・マックス」の名前の由来は…ここでは書けないので、興味がある方は検索を。特にドイツではこの名前は言わない方がいいかもしれません。(って、今でも意味を知っているドイツ人はいるのかな?)
パンにバターを塗って、ハムやベーコンなどをのせてその上に目玉焼きをのせたもの、それが「Strammer Max」です。
バリエーションも色々。
要するに加工肉の国ドイツのハムに卵を使った料理。ビールに合います!
(飲み屋Kneipeで食べることが出来るかも、な料理です)
Labskaus(ラプスカウス)
北ドイツ、スカンジナビアに伝わる料理で、元々は残り物をピュレーにして混ぜたものだったようです。
よくドイツで見られるのは
- マッシュポテト
- ビーツとピクルスを刻んだもの
- コンビーフ
- 目玉焼き
を合わせたもの。
ここでも肉とじゃがいもと卵。目玉焼きって大活躍だなあ。
Arme Ritter(フレンチトースト)
パンの国ドイツ。残ったパンの消費には牛乳と卵(!)にパンを浸して焼く「Arme Ritter」(貧乏な騎士)。
同じく硬くなったパンの消費には「パンのスープ」も庶民の料理として普及したようです。
節約には「フードロスを出さない」ですよね。
硬くなったパンも捨てずに食べよう!
グリンピースのスープ
最後に、昨日作った「グリンピースのスープ」がなぜ貧乏人の料理かというと…
乾燥の豆、じゃがいも、玉ねぎといった材料は長期保存できるので、新鮮なものを手に入れることが出来ない冬でも庶民が作ることができたスープだから
なのですって。
ドイツでEintopf(鍋1つの料理)と呼ばれる具沢山スープはどれも「貧乏人の料理」かも。
グリンピースのスープ(Erbsensuppe)は
代表的なEintopf料理の1つなのよ。
ドイツで昔から庶民が手に入れることができた食材って、
じゃがいも、玉ねぎ、卵、肉加工品、ピクルス..
いかにもドイツな食材が並んでる!
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