今朝、いつものようにローカル新聞社のニュースサイトを見ていたら、
「NRW州の税務署は7億6500万枚以上の紙を必要としている」
という見出しが。
7億6,500万枚って、一体どれだけなのか、多いのか少ないのか、数が大きすぎてさっぱり検討もつきませんが、こんなにたくさんの紙が1年間に必要なんだよ〜ということだそうです。
・・・いや、別に何も驚きませんよ。だって、ドイツって、なんでも紙媒体じゃん。ITは遅れているし。
とはいえ、3月からドイツポストのサービスがもっと悪くなると警告。
「確実に迅速に郵便を送りたい」場合の郵送料が値上がりするかもしれないのですって。
ドイツポストも人手不足

他の公共サービスもですが、ドイツポストも人手不足です。
3月には「給料を上げろ、待遇を改善しろ」というストがあるかも。
ところで、現在の法律では、ドイツポストは
郵便物の80%は、投函されたその翌日に配達されなければならない
のですって。

郵便物が届くのが早いなあ〜と思っていたけれど、法律で決まっていたわけね。
ドイツポストにとってはプレッシャーだわね
この法律、もはや現状では守るのは無理!というわけで、法律を変更しよう、という案が出ているそう。
もう、この時代、投函翌日配達って、無理よね・・・(残念だけど)
今まで、とても便利すぎたのよね、きっと。(日本人にはこれがスタンダードだろうけれど)
郵便料金が2種類に?
去年2022年秋頃から、届くはずの郵便物が届かなかったり、届くまで日数がかかっていたりしていました。
そこで、「郵便料金を2種類にして、迅速、かつ確実に届けて欲しいという重要な郵便物には、高い郵便料金を設定しよう」ですって。
他のヨーロッパ諸国ではそうなんだから、とのことだけど、「書留」とか「速達」扱いってことなのかな?
ドイツでも「書留」とか「速達」ってあるのよ。
でも、重要な書類が「普通郵便」で届くのにびっくりしていたのだけど。(これが、過去の話になるのか?)
これからは「普通郵便」が、ヨーロッパ諸外国並みに、届くまで日数がかかるよ、ということなのかしらね。

10年前の経験だけど、イギリスから投函した絵はがきがドイツに届くまで1ヶ月かかっていたわ。
日本からだと1週間なのに。
もっとデジタル化を確実に進めて欲しい

何度もこのブログで言ってしまっているけれど・・・
ドイツ様、郵便サービスの質を下げるのなら、せめてデジタル化を進めてください!!
デジタル化されていても、まあ、当てにならないこの出来の悪さをどうにかしてください!
先週、私の経験したストレスは
- 参加している「家計調査」のサイトで不都合(ほぼ毎日入力しなくてはならないのに)
- 会社にとって大事なデータが欲しいためにログインしたオンラインバンキングで不都合(述べ4回)
郵便が不確実になったから、これまで郵便で送っている大事な手紙をオンラインで出来ないのか?と、職場で尋ねると、「デジタル化が進んでいないので、手紙で送るしかない」という返事よ。
ああ、郵便が不確実になるなら、これからはFAXか?
郵便サービスが他の欧州諸国並みレベルになるなら、デジタル化も他の欧州諸国並みにしようよ!
今週もストが花盛りです!(残念ながら)
ところで、上に書いた通り、ポストがストをするかもしれません。
そして、今週(2月27日から)はドイツでもNRW州(デュッセルドルフとか)では公共サービスのストが予定されているんですよ。
市内交通とか空港とか幼稚園とか。
いつになったらストの花盛りは終わるのかしらん・・・

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