5月は祝日が2日もあったのもあって、読書に励んだshirousagiです。
最近、何冊か「読書法」についての本を読み、そして、何冊か「片づけ」関係の本も読みました。
「本」と言うと、
- 大事にしなさい!
- 本に書き込みをしてはいけません!
- ページを端を折ってはいけません。
- 読書中、中断する時に本を開いたまま伏せてはいけません。
- 本を人に貸したら戻ってこないと思いなさい!(だから貸すのは考えよ)
- 本は捨てない。
と教わった方はいませんか?実は私はそうです。
なので、断捨離しよう!と不要品を処分し始めた時、本はなかなか捨てることができなかったのです。
本への書き込みも以前は躊躇われて、本との付き合い方は
- 書き込みは鉛筆のみ(消せるように)
- 印はページを折るのではなく、ポストイット
- 中断する時は必ずしおりを挟む
- よほど気にいらない本以外は本棚に並べる。本棚の本は多ければ多いほど良い
こんな感じでした。
でも、どんなに良いことが書かれてある本でも、単に所持しているだけでは「単なる紙の束」と変わらないのですよね。
読んで、内容を理解して、それを実行する、これでやっと読書に価値が出てくる・・・
そして、体にしみ込んだら、もう忘れない!と思ったら、2度とその本を手に取らないと思ったら、その本は本棚の場所をとる「ただの紙」になってしまうのですよね。
だから捨ててもいい!
とは言っても、子供の頃に「本を大事にしなさい!」と育てられると、本を捨てるのがいまだに辛いですが・・・

本を捨てるのにためらうことが出てくる度に、読書法の内容で「そうだよね」を自分を納得させています。
今回読んだのはこれ。
こちらは多読を勧めている本です。
パレートの法則、2:8の法則と言うものがあります。
パレートの法則とは・・・組織全体の2割程のものが大部分の利益をもたらしており、そしてその2割のものが引かれると、残り8割の中の2割がまた大部分の利益をもたらすようになるというもの。
これ、ビジネスの世界でよく言われているようですが、一般の生活でも実感します。
本でも全体の2割くらいに大事なことが書いてあって、残りの8割は丁寧に読まなくてもよい、と最近よく耳にするのですよ。
小説はともかく、ビジネス本やハウツー物は自分にとって大事なところだけしっかり読んでおけば良いというのは私も実感しています。
大事な箇所だけ丁寧に読み、いらないところは切り捨てる読み方をして、一冊の本を短期間で読む。
そうすると多くの本が読めるので、次々と新しい有益な情報が手に入る、と言う読み方なんですね。
そして、読む時には本を汚くする!ラインを引いたり、ページを追ったり、書き込んだり・・・
そうして、内容を頭に入れやすくするのです。
「これ読んだ!」で、内容をすぐに忘れてしまっては単なる自己満足の読書です。
汚くした本は友人にあげることも出来ないし、古本として売ることも出来ないので、捨てる。
また、書き込みなどをするので、本は借りるのではなく、買う。
考えると、買ってくれる方が本の著者にも嬉しいし、ボロボロにして捨てるほどになる、と言うことはその本を使った、読んだ、と言う事で、これまた著者には嬉しい事ですよね。
お宝のように大事に本棚に飾っておくのではなく。
調べ物に使う本、写真やイラストの本は本棚に常に置いておきたいですが。
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