ビニール傘は無駄遣いの元だけど、ドイツまで持参したかったモノ

断捨離をしている人、節約を心がけている人、ミニマリストの方が発信している本や動画などを見聞きしていると、よく登場するのが

（家に大量に集まった）ビニール傘問題、ですね。

外出中に雨が降ってくると、近くのコンビニや駅のキオスクで手軽に買えるビニール傘。

でもこれって、安くても500円位はしますよね。（今はもっと高いのかな？）

毎回、雨に降られる度にビニール傘を買っていたのでは、お金も貯まらないし、玄関は傘だらけ！

一時帰国の際には毎回買っていたビニール傘

実は一時帰国の際は、毎年のようにビニール傘を買っていました。

日傘と雨傘兼用の折りたたみ傘（日本で購入）を必ずスーツケースに入れて帰国していましたが、折りたたみでは頼りないほどの雨が降った時、そして、一緒に行動する子供のために長い傘を購入。

帰国は夏だったので、雨降りの日は多いし、台風に見舞われたことも！

ビニール傘だと手頃な値段で、しかも駅で買えるのでとても便利です。

1ヶ月の日本滞在が終わると、日本にいる家族にあげたり、ゴミとして処分してもらったりしていました。

長い傘はドイツまで持参するのは不便！と思ってです。

そんな、ある年の夏。

毎年のように夏休みに一時帰国をして、ビニール傘を買って使っていたら、長男が

「この傘、透明でいいな〜ドイツでも使いたい！」

そうだよね、ドイツにはないよね（今はあるのかな？）透明っていいよね〜

でも、こんな長いもの、飛行機に載せるのは大変だよね。・・・あれ？でも不可能ではないよね。この傘、持って帰ろうかな？

（今の空港のセキュリティーでは、手荷物に出来ないのかもしれませんが・・・）

「傘って移動する時に使うものだから、手荷物でも大丈夫かも！」

機内に預ける荷物は制限ギリギリで傘のスペースはないから、手荷物で飛行機に持って入ろう！と、手荷物のリュックサックの他に傘2本持参で飛行機に乗り込みました。

頭上の荷物置き場に傘を入れるスペース確保のために、機内搭乗案内があるとさっさと機内へ！

傘のスペースを確保して、一安心でドイツはフランクフルトまでのフライトを楽しみ、フランクフルトからはデュッセルドルフまでの専用のバスに乗り、傘は網棚へ（網棚ってよく呼ばれる気がするけれど、今は網じゃないよね。）

「あ〜疲れた！」（毎回、夕方から夜にかけてドイツに到着した頃は時差もあってとても眠い）

バスの中では親子共々すっかり熟睡！

気がついたら・・・デュッセルドルフに到着！同じく熟睡の息子を叩き起こして、バス下車！

バス乗車時に預けたスーツケースを受け取り、迎えにきてくれた夫の車で自宅へ。

無事に家に着いて、スーツケースや手荷物のリュックサックを家の中まで運び・・・

「あれ？あ！！傘！傘をバスの中に忘れたぁ！」

せっかく日本から邪魔だなあ、と思いつつも手荷物でドイツまで運び、さらにバスにも載せたのに！！

ドイツにはコンビニなんてないし、駅のキオスクでも安いビニール傘は売っていません。

雨が突然降ったら？

そのためには折り畳み傘を忘れないように持って歩く？フード付きの上着を着る？諦めてずぶ濡れになる？タクシー利用？

shirousagi

私は夏以外はフード付きのアウターを愛用

いずれにしても、買いたくても、お金をつかいたくてもつかえない「ビニール傘」。

ちょっと不便だけど、だから、節約ライフが楽なんですよ。

雨が降ったから、と気軽にビニール傘を買いたくても買えないのだから！

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