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読書の際にサンクコストを考えるのはやめよう!〜私の本の片付け記録

シンプルライフ
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こんにちは、shirousaigです。

数年前からせっせとお片付けに励んでいますが、特に去年からコロナの影響で旅行ができない、仕事が激減した、という事情でせっせと本の処分をしてます。

私の本の片付け報告はすでに何度かこのブログで紹介しているのですが、一時は本当に山のよう、それも富士山クラスの山(大袈裟)のように本を持っていました。

今住んでいる家に引っ越した時が所有していた本の数が最高に多かった時だと思います。(ということは、山のような本を今の家に持ち運んでしまったのです。無駄な労力になってしまった)

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私の本の片付け記録

1. 100冊以上あった推理小説文庫本を手放した

本を手放し始めた最初は推理小説、ミステリーの文庫本でした。

これらの本は一度読んだらそれでおしまい、という人が多くて、バザーなどで簡単にとても安く手に入ったのです。

旅行や娯楽として読み、読み終えても捨てなかったのですが、知人が病気で入院した際、娯楽要素の強い文庫本を譲ったのをきっかけに、ほとんど全てのミステリー文庫本を手放しました。

ここで、100冊以上の本を手放しました。100冊はあったと思うのですが、正確には何冊あったのやら。数えておけばよかった・・・

2. 雑誌を手放した

次に手放す気になったのは雑誌です。

まずは、以前は趣味でよく読んで参考にしていた手芸関係の本(今はしていない)。

次に専門誌だったけれど、ドイツ語の雑誌で、もうおそらく読み返さないであろうと思った雑誌。【片づけ】定期購読していた雑誌など (年6冊の雑誌を10年分)

それから料理のレシピ本。【片付け】私が外出禁止中にしている事〜紙の本を整理・料理本
こちらは主に日本語の雑誌でした。(これも多くて50冊は超えていた)

その後、日本語の専門誌の雑誌も必要部分だけスキャンして手放しました。【片づけ】楽譜や雑誌の必要な部分だけ保存(月刊誌を4年分です)

これで手元にあった雑誌のほとんどを処分です。これも150冊以上になりますね・・・

雑誌って、広告やその時のニュースなどが多いので、鮮度が命、ですね。専門誌でも数年たった古い雑誌だと読みたいと思う記事はほんの数ページしかない、ということが。

3. こんまりメソッドで全ての本を本棚から取り出した

雑誌の大半を処分しても、まだまだたくさんあった本。

ここで近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片付けの魔法」を読んで、寝室とリビングに分散されていた本をまとめてリビングに運び、本棚から取り出して、一冊一冊「ときめくか」で手放す本を決めました。

こんまりメソッドで本を片付ける

この時、私の専門分野かつ趣味の音楽関係の本は「これは必要だろう」とあまり手放していなかったのです。

また、中には「この本は古いけれど、一度読んでみたい」という本も多かったので、こちらは「読み終えたら手放す」と決め、別に保管しました。

4. 積読になっていた本を読んで手放す

現在はここ。

すぐには手放したくなくて、一度は読みたいけれど、読んだら手放そう!と思っている本を片っ端から読んでいます。

なのですが・・・

読書ではサンクコストを考えないようにしよう

なぜ本を読むのか考えて、サンクコストを気にしないようにしよう

リビングの片隅に「読んでから手放す本」コーナーを設けているのです。

ここに積まれた本を片っ端から読んでいるのですが、その本というのは先ほどの③であげた「こんまりメソッド」で本棚に戻さなかった、

  • 古いけれど音楽関係の本(自分の専門分野だし、好きな分野だから)
  • 音楽関係ではないけれど、良さそうな本で一度読んでみたかった本

が、山積みされています。

先日、この本の山から古い音楽関係の本4冊を手にとり、1冊づつ読み始めたのです。

どれも有名な評論家が書かれた本で、内容は悪くないし、でも硬すぎない、真面目すぎない本です。ちょっとした裏話などが書かれてある本だったり、おすすめの録音が紹介されていたり。

でもね、読みながらふと気がついたのです。

「あれ?どうして私はこの本を読んでいるのだろう?この本から何を得たいのだろう?」

本を読む目的って色々ありますよね。

  • 娯楽
  • 問題解決
  • 知識を増やしたい
  • 知らない分野を覗いてみたい     ・・・などなど

でも、この時の私は

  • 娯楽として読むなら別の本が読みたい
  • 問題解決?私の今の問題はこの音楽関係ではないなあ
  • 知識?確かに増えそうだけれど、この本の内容の半分はおそらく知っている(似た内容の本を若い頃に沢山読んだ)
  • 知らない分野・・・ではない

では、なぜ読もうとしたか?

それは、「せっかく買って、しかもドイツまで持ってきたのに、そのまま捨てるのはもったいない!」

そうです、その本を購入した、いわゆる「サンクコスト」(埋没費用)を考えてしまって、どうしても読まなくては!と思ってしまっていたのです。

サンクコスト、この場合は、この本を買うのに払ったお金、ドイツまで運んだ手間、引っ越しでも運んだ手間・・・

これらはどうやっても戻ってきません。

「せっかくお金払って本を買って、ここまで運んで、本棚にスペース作って保管した本なのに!読まなきゃ、もったいない!

サンクコストにとらわれすぎたら時間を失うかも!

「高かったのに・・・捨てるなんてもったいない!」

片付けを始めるとぶつかる大きな問題の一つがこれですね。

不要だとわかっているけれど、高かったんだよね・・・これを捨てるのはもったいない!勇気が出ない!

衣服でも、値段を思い出して、なかなか捨てられなかったものがあります。

が、本となると、「高かったから、せめて1度は読もう!」

そう思って「一度読んでから捨てる」本棚に入れていたのですが、

購入のために払ったお金はどうやっても戻ってこないし、だからといって絶対に読むんだ!と無理して、読む理由もないのに読んでも

その読書の時間、別のことをした方が有意義!

なのですよ・・・(そう、お片付けを続ける、とか)時は金なり。これ以上、無駄な支出(=時間)を増やさないためにも「読む目的がないなあ」と思った本は読まずに手放します!

いや・・・もったいないとついつい思っちゃうけど・・・ね。

(もちろん、自分にとって読む価値がある、とか、楽しめる本は読みますよ〜〜)

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