それは8月の土曜日の事。
いつものようにPC立ち上げて、メールチェックしていたら・・
「あれ?W-LAN切れた??」
そう、いきなりネットにつながらなくなってしまいました。
なんと我が家が契約している通信会社の回線がトラブルを起こしたらしく・・・ひたすら我慢して回復を待つしかありません。
今回は11時頃から19時頃までだったかな?ああ、これだけの長時間、パソコンがネットと繋がらないとは、なんと不便!(って、いかにネットに依存しているか、ということですが)
さて、ドイツのネット事情ですが、ドイツでは国内はネット環境が悪いので結構有名です(涙)
ネットを使う人は多いのに。
Statistaのデータを見ると・・・
ドイツ国内のインターネット利用者の割合・2001〜2019年
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データをドイツのサイトからそのままシェアさせてもらうので、記述がドイツ語のままで申し訳ないですが・・・
2001年から2019年までのインターネット利用者の割合です。20年前には37%の人しか利用していなかったのに、去年は86%の人が利用。
このインターネット利用率を14~49歳の人限定にするとほぼ100%になるとか。とくに今年はなんでもネット、オンラインという有様だからインターネット利用率がかなり上がりそうですね。
国別の平均インターネット回線通信速度(2017年第一四半期)
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主な国別の回線通信速度です。
このデータの中では一番速いのは韓国、続いてノルウェー 、スウェーデン、香港、スイス、フィンランド、シンガポール、日本、デンマーク、USAが続いています。
韓国で28.6Mbit/s、USAでも18.7Mbit/s。
・・・で、です。肝心の我がドイツは・・・たった15.3Mbit/s。このグラフ内では一番下・・・(アメリカの後に他の国が続いていますね。ドイツはどれだけ遅いのか?)
全てのブロードバンドインターネット接続のうち、光接続の占める割合
(グラフ、長いです。省略できません。覚悟を!)
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OECDの国のブロードバンドインターネット接続のうち、光接続の割合です。一番多いのは韓国。日本は2位で79.9%。
グラフの上部だけもう一度・・・
ドイツは・・・このグラフの下から5番目・・・
たった4.1%・・・
何年前だったか、日本一時帰国中に「光」接続のテレビCMをよく見かけて、「はて?光?」と不思議でしたが、ドイツではほとんど普及していないのですよ。
主流はケーブルテレビ接続です。いまだに。
(なぜか、ドイツの田舎に住む知人の家は光でしたが)
ドイツの一般世帯でのPC所持率
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このグラフは2000年から2019年までのPC所持率です。青はPC全て。黒はデスクトップ、グレーはノートPCなど運べるもの。ここ(グレー)にはタブレットも含まれています。
通信速度は遅いし、トラブルはよくあるし、他のヨーロッパの国と比べても「インターネットが遅れている!」と言われるドイツですが、PCは普及していると思うのですよ。
スマホがPCの利用率を抜いたのは2018年になってやっとだし、大学はコロナ禍以前でもオンラインの講義もすでにあったし。宿題提出はオンラインだし。スマホで見るもの辛いですよね、大学レベルになると。
だから、ネット環境をもっと良くして欲しい!のは私だけではないはず!
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