こんにちは、shirousagiです。
私の本業はピアノのせんせい、です。
ピアノが弾けるようになるために大事なことは「練習」です。それも毎日の練習。
これって、毎日ピアノを練習するようになるって、簡単なようで、なかなか大変なことです。
特に今の世の中、楽しいものがたくさんある!
それでもピアノの練習をキチンとして、レッスンについていくためには、「ピアノの練習を習慣化させる」、これが大事になります。
今回は、私が生徒や生徒の親御さんに、「ピアノのレッスンについて行くためには、ピアノの練習を習慣化させましょう!」とお話ししている内容をまとめました。
ピアノの練習に限らず、何かを成し遂げたい時は
習慣にするのがとても大事!
だと思っています。
習慣って、大事です!
習慣化させるには
習慣化させるコツを5つほど書きますね。
今回はピアノの練習を例にします!
1. 気分でする、しないを決めない
「今日はピアノの練習をする気分にならない」など、自分の気分で練習をする、しないを決めないことです。
習慣というと、「歯磨き」の例がよく出ますね。私も歯磨きを例にだして、
「歯磨きって、『今日はする気分じゃないから、歯磨きしない』って事、ないでしょ?」
お稽古事は、始めたばかりの時は嬉しくて、「練習したい!」と練習するのよね。
でも、それに頼っていると、3ヶ月もすれば新鮮味がなくなって、練習しなくなっちゃう!
2. 毎日する
原則は毎日する!です。
週に5日、とか決めると「今日は・・やらなくてもいい2日のうちの1日にしよう!」と
人間って、ついつい楽な方を選択するのですよね。
3. 習慣化することが目標で、練習時間や内容のハードルを出来るだけ低くする
これが一番大事だと思うのですが、
「毎日する課題のハードルは出来るだけ下げる!」
あまり練習をしていない生徒に、「毎日練習しようね。1日10秒でいいから」と伝えています。
すると、親御さんは「10秒ではダメでしょう。10分はしないと・・」と仰るのですが、10分練習しようと思うと面倒だな・・と思っても10秒でいい、となるとピアノの前に座るハードルが下がりますよね。
10秒だったら「時間がない」と言う言い訳も通じない!
4. 練習する時を具体的に決める
1日のうちで、ピアノの練習する時を決めてしまいます。
1日のうちならいつでも、
だと気がついたらその日は終わっているわよ!
子供に提案するのは、「夕食の前」とか「夕食の後」とか。
5. 練習する時を何か別の習慣にくっつける
4と同じになるかもしれませんが、「〇〇をしたらピアノの練習をする」など、別の習慣とくっつけます。
これで、「さて、次は何をしようかな?」と悩まずに次の行動(ここではピアノの練習」に取り掛かれます。
こうすると、大抵の子が「宿題をしたらピアノの練習をする」と言い出すのですが・・・
宿題の後、って危険よね。
だって、小学生だとお友達が遊びにくるんだから!
習慣化をしたいことにはすぐに取り掛かれるようにしておくことも大事ですね!
ドイツ人って、家の中をいつも綺麗にしておくのが好きな人が多いのですが、それには欠点が!
子供のピアノの教本を、扉のついた戸棚の中に入れておく家庭が結構あるのです。
すると、ピアノを弾くためには、扉のついた戸棚を開けて、教本を取り出さなければならないではないですか!
面倒だし、これで10秒は軽く経過してしまう!やる気がなくなるよね。
思考も含めて習慣が大事。
人に能力の差はない。あるのは習慣の差だけだ
「習慣が10割」より
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