クリスマスグッズの整理に追われているshirousagiです。
が、本日はクリスマスグッズは一休みして、秋休み前にこれを手放しました。
スーツケース
スーツケースです。
大きさは約40cm×60cm。機内預け荷物にするスーツケースとしては小さめです。

1週間程度の旅行ならこの大きさで十分なのですが、このスーツケース、もう20年前くらいに買ったもので
- 大きさの割に重い
- キャスターが2つしかないので移動が不便(4つあるものの方が便利)
- ロックが暗証番号と鍵の両方で(安全だといえばそうだけど)鍵を持って歩くのが不便
といったデメリットがあり、最近はほとんど、いえ、全く使っていないのです。
なのにどうして購入したか?
これを購入したのは日本への一時帰国中です。
一時帰国で沢山の物を買ったり、もらったりしたから、新しいスーツケースが必要になった?
・・・だとまだ購入理由としてわかるのですが、実はこれを買ったのは
「とあるデパートが閉店セールをしていて、これは何か買わないと損!」
だと思ったからです。なんともお恥ずかしい・・・

中もごく普通のスーツケースです。
当時のドイツでは買い物にいってもあまり魅力的なものがなく、たまに「これは素敵だなあ」と思う品に出会うと大抵はお値段が高かったのです。
日本のように手軽な値段で魅力的な商品は本当に乏しかったのです。
ま、ようするに日本車と(コスパよく、外見よく、性能よく)ドイツ車(すごく高いけれど高い物を買えば性能はとても立派。デザインは好みかも)を比べたらわかりやすいかもしれません。少なくともその当時は、ですが。
それだけに、貧乏暮らしのその頃は日本に行くと
「こんな値段でこんなに素敵な商品が買えるの!?」
と、驚くばかりで日本に行ったらとにかく買い物をしまくっていました。
と言っても、高級な物は買えません。バーゲンとか半額セールとかを見つけると目を皿のようにして
「コスパよくて魅力的な物を買うんだ!」
と必死。バーゲンなのに買わなきゃ損!と考えていたのです。
そんな思考の持ち主でしたから、一時帰国の滞在先の近くのデパートが閉店セールをする、全商品半額!(だったかな?)となると「これを見逃してなるものか!」と店内をうろうろして絶対に何か買う!と張り切っていました。
「スーツケースは必要だし、このタイプ、いいなあ。このお値段だったら買える!」
と(その旅行では必要はなかったのに)このスーツケースをお買い上げ。ドイツまで持って帰りました。
けれど使ったのはその後のドイツ国内旅行で2回くらい。日本に飛ぶ時は結局大きめのスーツケースを使っていました。
そのうち、もっと軽くて、キャスター4つで、お値段も手頃なスーツケースが出回り、この重いスーツケースは出番がなくなってしまったのです。
これまではこのスーツケースを物の保管に使っていましたが、収納に使うには取り出しが不便です。
なので、旅行好きで、重いスーツケースでも大丈夫、スーツケースにこだわりがない友人に譲る事にします。
本当に、なぜ「安売りをしているから絶対に何か買わないと!」と思ったのか・・・あの頃の自分に会ったら財布を取り上げて買い物ができないようにしてやりたい!
本日の教訓
「バーゲン」「セール」に飛びついて「買わなきゃ損!」と買い物をしないようにしよう!(必要で以前から欲しかったものが割引になっているのならともかく)
ところで、
ドイツ人って本当に旅行が好きです。コロナ禍でも旅行は欠かせないようで、先日も知り合いに「今年はどこにも行ってないの?」と驚かれました。
その旅行、私は学生の頃は安い鉄道チケットを購入してドイツ国内、そしてヨーロッパを旅しましたが、その時、老夫婦が大きな古い革製のスーツケースを持って列車に乗っているのをよく見かけました。
あんなに重そうなスーツケース、しかもそれを網棚にあげるのです。
これだったらどんなスーツケースでも使いこなせる!と感心してしまった覚えがありますよ!
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