60歳まであとわずかとなった私、そろそろこのブログのテーマも「シニア」です。何もしなくても年はとる…
これまでもこのブログで何度か書いてきたことなのですが、今日、改めて元気なアラカンのうちにモノを減らしておこうと実感したことをシェアします。
家を購入した友人が困ったこと
実は私も同じような経験をしているのですが…
今日、久しぶりにあった友人のKさん、このところチャットで疲れているようなことを書いてきていたので、
久しぶりね〜どうしたの?仕事が多忙なの?
仕事はそうでもないんだけどね…
家を買ったのよ。そうしたら…
なんでもその家、売る直前に住んでいたのは高齢の女性。子供は独立、ご主人は亡くなり、一人暮らしをしていたその女性がいよいよ介護施設に入居することになり、家が不要になったために売りにでた。
その家を買った友人Kさん夫妻。
高齢の女性はその家に30年も住んでいたとかで、家の中は30年間にたまったモノ、モノ、モノで溢れかえっていた。
彼女の息子夫婦は現在は400kmも離れたところに住んでいて、空き家となる家の片付けをするために来ることが出来ないから、家に残っているモノの処分は買い手がしてくれ、とのことだったそう。
毎日モノを捨てるのに忙しくて、気が狂いそうだったわ
あ〜我が家だけではないんだ!
我が家はご主人を亡くして引越しをすることになった知り合いのRさんから家を買ったのだけど、家の中のモノを処分する気力も体力もないから、と言われて、モノごと家を買い取ったのです。
あとですごく後悔しました。家に残されていたモノの処分がとても大変だったから。
一人暮らしになった80歳の友人
こちらはすでにこのブログで報告しましたが、去年、私は友人の一人を亡くしました。
彼女Yさんのご主人Tさんとも仲良くさせてもらっていたので、遺品整理を手伝うことに。
その後、洋服の整理も行ったのですが、Tさんの家にはまだまだモノがたくさん。
Tさんはすでに80歳。息子さんは(こちらも)400kmも離れたところに住んでいて、小さな子供が2人、仕事も多忙、というわけでなかなかお父さんのところに行くことが出来ません。
先日、Tさんにお会いしたら
もう家の片付けをするのはあきらめたよ。
私も長くないと思うし
一時は家族4人で住んでいた家に、今は1人。2階は大量に残されたモノのためのスペースになってしまっているとか。
こうした話を聞くと、改めて、
元気なうちにできるだけ片付けをして、残される家族に迷惑をかけないようにしよう!
と思ってしまいます。
なんでも家一軒の家具やモノを全て処分してくれる会社もあるけれど、Tさんによると、彼の家の場合だと7,000ユーロくらいかかるかも、と。(今のレートだと118万円くらい。物価を考えると70万円くらい)
たくさんのモノを片付けずに放置していたら、残された家族は100万円の損失を被るかもしれない、と思うと、
さっさと片付けよう、元気なうちに!
2年前に足を怪我して、それまで行っていた「1000個捨て」を中断した経験からも、
体が弱ると片付けは出来なくなるのよ…ね。
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