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春の味覚、ベアラオホ(クマネギ・Bärlauch)をいただきます!

Bärlauch(ベアラオホ) ドイツの食べ物
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昨年、庭師さんにいただいて、庭に植えたのは覚えていたのです。

が、その存在をすっかり忘れていた私の目の前に現れたのが

ベアラオホ(Bärlauch)

です。庭の片隅に生えていた!

庭で野苺やセージの間に生えていて、写真ではとてもわかりにくいですが・・・

このベアラオホ、

  • Bär(ベア)=クマ
  • Lauch(ラオホ)=ネギ

という意味の言葉で、日本語では「熊ネギ」と呼ばれるようです。

ニンニクのような香りがするので、「森のニンニク」とか「クマニンニク」とも呼ばれているらしいです。

森の木々の間によく生えているんだそうですよ。

野生のベアラオホの方が香りが強くて良いらしいですが、今回は庭に生えていたベアラオホを食します!

Bärlauch

味も香りもニラに似ているので、ドイツに住む日本人の方は、このベアラオホをニラの代用として、餃子やお好み焼きを作ることが多いようですね。

私も今度は森に行って、ベアラオホを収穫して、お好み焼きに入れようかな?チヂミにしようかな?

私は本日はすでにじゃがいもを用意していたので、いわゆる「ジャーマンポテト」(Bratkartoffeln)にベアラオホを刻んで入れました。

ベアラオホのシーズンは4月下旬くらいまで。

本当は花が咲く前に収穫する方が良かったのですが、気がついたら花が咲いていました。

この春は寒い日が続いて(今でも朝は2度くらい)なかなか庭に出なかったからなあ。ベアラオホの存在に気がついたのが遅くて、ちょっと残念。

生えているベアラオホの葉っぱは全ては収穫せず、半分くらい残しておくと、来年になって、また生えてきます。

放っておいてもどんどん増えるベアラオホ。しかも日陰で育つのだとか。

実際、森でベアラオホが生えているところは木々の間で日があまり当たらないところ。

これは庭の日当たりが悪いところ(だから花があまり良く咲かないところ)に植えてみたい!今ベアラオホが生えているところは日当たりが良すぎる!

ベアラオホの葉は収穫したら、あまり長持ちしないので1〜2日で使い切るべきですって。

使いきれない場合は冷凍保存も可能。

ドイツではベアラオホをオリーブオイルにつけたり、ペーストやスープにする人も多いようです。

このベアラオホ、葉っぱが「スズラン」(Maiglöckchen)に似ていて、森の中でうっかり間違えて収穫しないように!スズランの葉は毒ですよ〜〜!!と。

植物に疎いわたしは、やはり、ベアラオホは鈴蘭と間違えて毒を食べてしまわないように、家の庭で育てた方が良いのかな?

====おまけ===

八重桜が咲いているのが見えたので、近くまで行ってきました。

桜の花が咲いていると嬉しくなってしまうDNAがあるんだな〜〜

八重桜

そして、その夜(9時ごろですが、まだ明るい。日没20:50)の満月。

とても綺麗な月が桜にぴったり!と思って、この桜の木と満月を一緒に撮影した後に気がついた!

そう、本日は「ピンクムーン」!

写真に写っている桜の木はたった1本だけど。

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