先日、不要になったものを捨てられなかった理由を5つ上げました。
この5つの理由のうち、2つ目の「まだ使えるから、と思っていた」について、記事を書きかけて、ふと、
「これ、まだ着れるから」と沢山の衣類を所持していて、毎日が苦痛だったことを思い出したので、今回はこの私の衣類にまつわる経験をお話ししたいと思います。
安い服を沢山もっていた
ケチな、貧乏症な私は、特にファッションに興味があるわけでもないので、衣類は値段の安いものを多く購入していました。
何度かこのブログに書きましたが、ドイツのファストファッションのお店の服だとフィット感が今ひとつなので、日本に一時帰国した時に、衣類をまとめ買いしていました。
「次はいつ帰国できるかわからないから」と1年分、あるいはそれ以上に買い、1年経っても結局は一度も着なかった、という衣類も出てくる始末です。
もったいないですね・・・
その、「安いから」というのを購入するきっかけにしていると、
- サイズが今ひとつだけど安い
- 色が今ひとつ好みでないけれど安い
- 素材が今ひとつ好みでないけれど安い
- このトップスにあうボトムスを持っているかわからないけれど、安い
といった理由で衣類を買ってしまいます。
ということは、100%は満足していないけれど、「まあ、安いからお得!」と考えて買っていたのです。
「これまだ着れるから」と手元に残しておくと・・・
判断が「着たい」ではなくて「着れる」だった
そうやって、中途半端な服を沢山所持。
私という人間は一人なのに。
衣類の数だけは多いので、クローゼットにおしくらまんじゅう状態で衣類が並び、自分が何を持っているのか全く把握していませんでした。
これではまずい!と思って、断捨離開始!
でもね、ここでも「貧乏性」が姿を現して
- これ、まだ着れる!
- これ、室内着だったら着れる!
- これ、ウエストがきついけれど、ダイエットしたら履ける!
- これ・・・・
そうです、
「着たい」ではなくて「着れる」だったのです!
まだ着用が可能、というだけの服を沢山持っていると、毎日が辛い!
第1回shirousagi渾身の洋服断捨離イベントは、こうして、「着れる」ものはすべて手元に残ってしまいました。
しかも、「着れる」は「私が着れる」でなくて「この服は誰かが着れる」!
要するに衣類としては機能するよ、ということですね。
こういった中途半端な衣類ばかりを持っていると、
- ルームウエアにしかならない衣類が多いので、家に居る時はルームウエア
- ピアノレッスンの仕事をする時は着替える
- 買い物に行く時は、せめてボトムスはちゃんとしたものを履く(コートやジャケットを着て出かけることが多いから、ブラウスなどにはそこまで気を使わない)
と、1日に何度も着替えることになります・・・
そして、一番気を使う、「ピアノレッスン時」に着る服を決める時に最大で1時間もの時間を費やしていたのです。
生徒宅に出かける前の着替えに1時間よ!
全く、アホじゃない?私・・・
時間がもったいないわ!
- クローゼットから取り出した服がホームウエアにしかならないような、傷んでいる服だった
- クローゼットから取り出した服が、あまりに大量の服に押しつぶされて、シワだらけになっていた(今からアイロンかけ?間に合わない!)
- 取り出したジーンズを履いてみたらウエストがきつかった
- トップスとボトムスが合わない(購入時に何も考えてないので、組み合わせに苦労する)
- トップスを決めたら、それにあうボトムスがなかった
こうして、服を取り出して着てみては、何度もやり直し。。。
「わ〜〜もう出かける時間だ!服が決まらない!!」
と、何度叫んだでしょう・・・ああ、アホアホアホ〜〜!!!!
2回目以降の洋服断捨離は「着たい」モノにしぼりました
おしゃれに興味を持つ年頃の女の子や、10代の男の子の生徒さんを持っているので、おかしな格好をして仕事をするわけには行きません。
それにしても、
クローゼットには沢山の服があるのに、なぜ仕事に着ていく服が見つからないの??
そりゃ、そうです。
今ならわかる。
服を持ちすぎていた!のです。
それも、着たい服ではなく、着れる服。
山のような服を1枚1枚手にとって確かめたら、結構良い、着たい服もあったのです。
でも、所持していた服の数が多すぎて、着たい服の存在を忘れている、気がついてない!
これ、めちゃくちゃもったいないですよね。
少しはかしこくなったshirousagiはその後、数回に渡って、洋服断捨離をしました。
この中では特にクローゼットの買い替えに伴って衣類の断捨離を行ったのが本格的!
2回目以降の洋服の片付けでは
- 「これ、ルームウエアなら」→だめ!
- 「今は履けないけれど、ダイエット中だし」→だめ!
- 「色が好きではないけれど、傷んでないし」→だめ!
- 「もうこんなのが似合うとしではないけれど、これかわいいし、気に入っていたのよね」→だめ!だめ!20代が着るような服はどんなに頑張っても、もう似合わない!
こうして、心を鬼にして、小さくなったクローゼット、数が限定されたハンガーに収まる量だけの服を持つまでになりました。
おかげで、今はレッスン仕事前、オフィスにお出かけの準備も10分もあれば出来るようになりましたよ!
60分かけていた準備がたった10分に!
50分も時間が浮いたわ!
手放しすぎて、衣類が不足して、新しく買わなければならなくなったらどうしよう・・・とメチャクチャ不安だったけどね。
あれほど厳選したつもりだったのに、本日もクローゼットから手放すモノを一つ見つけました。
ディスカウントストアで買った(安かったけれど、試着出来なかった)パンツ。ローウエストで履き心地がとても悪い。
確か、買ったのは数年前。なぜ、今まで持っていたのかな?
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