Frohes neues Jahr!
あけましておめでとうございます! 本年も「新・ドイツに住むうさぎより」をどうぞよろしくお願いします!
実はこれを書いているのは、まだ2021年の大晦日、ジルベスターです。

まあ、そうよね。
だって、この記事は現地ドイツ時間では
12月31日の午後10時にアップされているんだもん。
本日の我が家の年越しのディナーは、クリスマスに続き、「鹿肉のロースト」となりました。
お料理番は夫なので、これ幸い、私はブログ書きに専念します!

これまでは大晦日といったら「年越し蕎麦」!とお蕎麦を茹でていたんだけど。
そういえば、ドイツの伝統的な「ジルベスターの食事」って「鯉」なのよね。
そこで本日、記念すべき!今年の第1記事目は、「ドイツで伝統的な、年越しに食べるもの」を紹介します。
鯉のブルー煮(Karpfen Blau)

我が家では、夫が鯉を食べるのは嫌いなので、全く食卓に登場しない料理です。
Karpfen Blue(カルプフェン ブラオ)
- Karpfen=鯉
- Blau=青
「青い鯉」ってところでしょうか。クリスマスのご馳走となることも多い、鯉です。
魚を鱗を取らずにそのまま煮ると、魚が青くなるので、この名前がついているのだそうですよ。
なんでも、この魚の鱗が硬貨のようだから、鱗のついたお魚を食べて
金運アップ!

魚の「うろこ」を財布にいれておくとお金に困らない、とかいう言い伝えもあるようです。

鱗って、コインというより、コンタクトレンズに見えるんだけど
(コンタクトレンズ愛用者)
豚肉

豚って縁起のよい動物だとされている国は多いらしくて、ドイツでも
「豚は幸運を運んでくる」とか「幸運の豚」とか言われます。
だから豚肉を食べる!
お肉が嫌なら、この時期、ケーキ屋さんなどでよく見かける
子豚の形をしたマジパン!
ベルリーナー(Berliner)

この揚げパン、普通は中にジャムが入っています。
一個だけ中にジャムの代わりにカラシ(Senf)を入れておいて、ジルベスターパーティーでみんなで食べよう!というもの。
甘いベルリーナーを思って食べたら、一人だけカラシ入り!ドキドキするよ〜

まるで、罰ゲームだわね。
私はこの「辛子入りベルリーナー」の件を、南ドイツ・フライブルクにいる時に聞いたのですが、どうやら北ドイツあたりの伝統のようです。
フォンデュ、ラクレット

最後に、最近はこの2つを食べながら年越しをする、という人が多いのではないか、と思う
フォンデュやラクレット!
パーティーや人が大勢集まる時に、わいわいと食べれるから、年越しにはぴったりですよね。クリスマスにもおすすめ!
日本だったら「鍋」ですかね?

これらは年越しだけではなくて、クリスマスに食べられたり、ベルリーナーのようにカーニバルに食べられたり、もします。
ドイツ国内でも地域によって風習が違うので、まだまだ「ドイツの年越しで食べられるもの」はありそうです。
・・・それより天ぷら蕎麦を食べたい!

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