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ソーセージは現地で食べましょう!〜って、ドイツ旅行はまだできないけど

空港 一時帰国
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夏です!夏休みです!バカンスのシーズンです!

・・・といったところで今年2020年はコロナ禍で旅行が自由にできません。

7月2日からこれまでのEU国外からEUへの入国制限を徐々に緩和させていますが、まだ日本からドイツへの入国は制限がかかっています。(ドイツから日本へも制限がかかっています)

不要不急でドイツに来るな、と言う事ですねえ・・・

元々、もう暑い夏に日本への一時帰国はやめて、他の季節に一時帰国をするようにしていますが、以前だと夏になる度に

「日本へのドイツ土産、何にしよう?」

と、暑さで溶けている知恵を振り絞っていました。

私がお土産に持って帰りたいチョコレートも夏だと溶けてしまうのでお土産に相応しくありません。

何しろドイツで美味しいといえば「ビール、ソーセージ、チーズ」なのですが、これらのものはお土産には適していません。

大体、ソーセージなどはお土産として日本に持ち帰る事は禁止されています。

ここで

2019年4月より、肉類などの日本への持ち込み、空港での動物検疫は厳しくなっています。

と書いたのですが、この肉製品などの持ち込みの規則がこの7月1日からさらに厳しくなりました。

肉製品などの畜産物を違法に持ち込んだ場合、300万円以下(法人の場合5000万円以下)の罰金又は3年以下の懲役が科せられます。
動物検疫所サイトより。詳しく知りたい方はこのサイトを見て下さい)

この罰金、これまでは100万円以下でした。(それでも高いけれど)この7月から300万円以下になっています。

ところで、私は昨年の記事にも書きましたが、元々ソーセージやチーズなどを日本に持って帰ろう、と言う気がありません。

なぜって?

ドイツで美味しいソーセージやビールはやはりドイツで味わってこそ美味しい!と思うからなのです。

もっとも、ドイツに来て、ドイツのソーセージを食べて、「ああ、これ、安いのに美味しい!」と感激して日本にいる友人や家族に味わせてあげよう!と思う気持ちは納得します。

「ドイツのソーセージ、美味しいよ!」と話すだけでは

「どうせ、あなたはドイツまで行けたからいいけれど、私はそんなに遠くまで行けないのに、自慢でもする気?」

と思われるかも、と言うのもわかります。(自慢もなしで、嫉妬もなしでお願いしたいけれど)

どうしてもドイツで作られたソーセージを食べさせてあげたければ、お値段は高いけれど、輸入食品店で正規に輸入されたものを買いましょう!

あとは・・お土産サービス(日本でドイツ土産を注文するサービス)にソーセージがあれば・・種類は少ないので、お気に入りのメーカーが選べないですが。

たまに日本一時帰国中に日本で作られたソーセージを食べて、「値段の割に美味しくないなあ・・」と思う事はありますが、日本では日本で出来たものとか、日本に昔からある食べ物を食べる方が美味しい!と思います。

人はそれぞれなので、ドイツに住んでいても和食が欠かせない、と言う人、日本に帰っても「あ〜〜ドイツのソーセージが食べたい!」と嘆く人を非難するつもりは全くありません。

私もドイツに住んでいてそりゃたまにお寿司食べたいな〜とか思います。ですが、それほど「和食が食べれないと死んでしまう!」とまで思いません。ソーセージ美味しいなあ、などドイツの家庭料理も楽しんでいます。

日本に一時帰国すると刺身やら天ぷらからお好み焼き、タコ焼きなど食べまくります。そして、日本でドイツのソーセージを懐かしむ事はありません。

だから日本から食料を沢山持ち運ぶかというと、それほどドイツに持ち込みする訳でもありません。(多少は買ってくるけれどね)

とは言え、味噌汁とかご飯とかドイツでも作っています。

たまに一時帰国した日本人の方からいただく佃煮だとか羊羹だとか、ありがたく頂戴して、美味しいな〜と感激しながら食べますけどね。

でも、やはり食べ物はその地で食べるのが一番美味しい!と思うのです。

手に入りやすいのもあるから、その地で作られているもの、手に入るものを中心に食べています。なので、自分用のお土産はあまり買わないなあ。

お菓子は別だけど・・・(別腹だし?)

そう、

ドイツのソーセージやビールを味わうにはドイツに来るのが一番!

・・・といったところで、今年はその旅行もままならないのよね。う〜〜ん、やっぱり日本の家族にドイツのお菓子とか送って、私はアジアンショップに行って和食の材料を買ってくるとしよう!

こんな事を書いたあとに読んだ「鴨川食堂」(柏井壽・著)の7巻目。ここで「身土不二」(しんどふじ、仏教では「しんどふに」)と言う言葉が出てきました。

身土不二とは、「身と土、二つにあらず」、つまり人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあるという意味の言葉です。言葉の起原は大昔の仏典に遡ることができますが、現在では食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われています。

「幸せ経済社会研究所」より

ドイツでも野菜が沢山とれるようになったし・・・ドイツ産の食べ物でも食べ尽くして、早く日本へ自由に飛べる日が来る事を願う事にします!

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