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卯年が来るけれどウサギは飼うな!〜期待していたのと違うかも

うさぎ うさぎ
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来年2023年は12年に1度のうさぎ年です!

うさぎファン、うさぎ飼いとしてはワクワクしますよね。

問題は、うさぎの年だからと「うさぎを飼おう!」と思う人がいるらしいと言うことです。

うさぎを家族の1員としてお迎えする、良いですね。可愛いうさぎを好きなだけ眺めることが出来ます。

私もうさぎを飼い始めて早くも17年。この17年間、うさぎさんのお陰で沢山笑うことが出来ました。

でも、ちょっと待ってください。「うさぎを飼おうかな?」と思っていらっしゃるのなら、私からの一言は

うさぎは飼うな!

です。

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可愛いモフモフなうさぎだけど

私がうさぎを飼っている、と言うと、よく聞かれる質問があります。

「うさぎって、名前を呼んだら来るの?」
「うさぎって、撫でられるの?」
「うさぎさん、抱っこしていいの?」

答えは・・・(一般論として)NO!です。

そうです、名前を呼んでも来ないし、ウサギさんの知らない人がウサギを撫でようとすると不安がられるし、抱っこも嫌われれるし、ウサギを抱っこするのはウサギには危険です。

「それはちょっと残念だわ」と言われたことも。

モフモフな動物にする期待は?

犬や猫のように、ウサギも毛皮をまとっていて(?)モフモフなその外見が実に愛くるしくて、

うさぎを撫でたい!撫でて癒されたい!

と思いますよね。ええ、私だって、このウサギの滑らかな毛を撫でて、私の血圧を下げたい!

なのですが、抱っこしたり撫でたりすることを目的にうさぎを飼おうとすると、期待を裏切られるかもしれません。

「撫でて!」と飼い主に擦り寄ってくるウサギ、飼い主が悲しんでいると、そっとなぐさめてくれるかのように近寄ってくるウサギ。

これも本当です。

ですが、簡単に撫でさせてくれる動物ではありません。

shirousagi
shirousagi

ウサギは捕食動物(敵となる動物に食べられる動物)だから、本能的に捕まるのは苦手よ

うさぎのことをしっかり勉強して、しっかりお世話をしたら、ウサギも安心して飼い主のことを仲間だと思い、「撫でて!」とやって来るかもしれません。

でも、うさぎを飼っていれば犬猫のように撫でられる、と期待するのはやめておきましょう。

撫でられる、と思って飼い始めた動物が、もし撫でられるのを嫌がったら・・・どうしますか?

shirousagi
shirousagi

まさか、期待していたのと違う!と動物を捨てるの?

それだけはやめてね!

鳴かないけれど、世話は大変!

モフモフな動物、かわいいですよね〜癒されますよね〜

しかもウサギは鳴かないのですって?だったら飼うのは楽!

・・・と思われた方、飼うのはやめましょう!声を出さないだけで、足ダンを始め、物音を立てます。

しかもウサギにも換毛期があります!

換毛期にはブラッシングしてあげないと、抜けた毛をウサギが食べてしまい、鬱滞を起こす危険もあります。ウサギは吐き出せないので、命に関わるかもしれないのです。

ウサギ用のスリッカーブラシと抜けた毛

写真の毛の量は換毛期に抜ける量としては少なめです。もっとびっくりするくらい大量の毛が抜けることも。

ブラッシングをするだけでなく、ウサギの部屋も毛だらけに。これも掃除を怠るとウサギが毛を口に入れてしまって、鬱滞の原因になるかもしれません。

shirousagi
shirousagi

鬱滞うったいはウサギの命に関わるかもしれないのよ

ウサギ部屋のこまめな掃除が必要です!

ウサギの世話といえば、定期的に爪を切らないとうさぎさんが自分の爪で怪我をするかもしれません。

飼い主がウサギの爪を切ることも可能です。でも、動物病院や専門のペットショップにウサギを連れていかなくてはならないかもですよ。

爪切りを嫌がるウサギやどこまで爪を切っていいのか分かりにくいウサギもいます。

もちろん、ブラッシングや爪切り以外に、ウサギの餌やりやお掃除といった、毎日のお世話が加わります。

この毎日のお世話を14年くらい続けられるか?

・・・しっかり考えて、たとえ撫でさせてくれなくても、毎日のお世話が出来る!と自信があったら、うさぎを飼うのを考えてもいいかもしれません。

数年前にピアノを教えていた日本人の生徒さんにもらったウサギ飼育本です。

この生徒さんは、ウサギを飼ってみたいなと思い、飼育本を買って読んだけれど、ウサギの飼い方を知って、「うちでは飼えない・・・」と諦めた、と教えてくれました。

当時の彼女は12歳。

ただ欲しい、と思っただけではなくて、責任持ってウサギを飼えるのか勉強して、その後の判断でウサギを飼うのは諦めた。

私のスマホのロック画面がウサギなのを見て、「わ〜かわいい!先生、ウサギを飼っているの?いいな〜」と言って、私に、自分には不要になってしまったウサギ飼育本をくれたのです。

本当はウサギのかわいらしさに魅了されているのに、責任持って飼えないから飼わないことにした。それもウサギに対する愛情ですよね。

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