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ドイツの買い溜めで人気の商品はパンミックスですって!

ドイツってこんな国!?
Alexas_FotosによるPixabayからの画像
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2月下旬にドイツで新型コロナウイルス国内感染者が出てからというもの、急激に感染者数が増えているドイツです。

3月16日から幼稚園、学校は閉鎖。そして、その1週間後の23日から「不要なコンタクト禁止」(Kontaktverbot)が発令されています。

外出禁止にはなっていませんが、家族でも同居人でもない人が3人以上で集まるのは禁止です。

感染者が出てから、多くの人がハムスター買い(買い溜め)をしています。

学校が休校になった第1日目、3月16日には私のよく行くスーパーでも買い溜めの影響が見られました。

また、トイレットペーパーが全く手に入らない!と悲鳴をあげた日もあります。

本日、久々にスーパーに買い物に行ったら、やはりトイレットぺーパー、そしてキッチンペーパーが綺麗に売り切れ!でした。ああ・・・(我が家にはストックがまだあるので大丈夫ですが)

このハムスター買いをする人には困ってしまいますね。どうやら世界中、買い溜めで不足しているのはトイレットペーパーのようです。

買い溜めのおかげで売り上げが多い商品

ところで、買い溜めする人が増えて、売り上げが例年の同時期より増えたものの1位はトイレットペーパーではなくて、ドイツでは「パンミックス」(パンの粉やイーストなどが混ざっていて水を入れて混ぜてオーブンでパンを焼くためのミックス)なんですって。

あらゆる統計を載せているサイト、statistaが買い溜めで売上高が増えた商品は何かを調査してグラフにしています。

それによると売り上げが増えた商品と増加の割合はこのように。(2020年の11週目。3月9日からの1週間の売り上げを2019年の同時期と比較)

  1. パンミックス・・・334.6%
  2. 消毒液など・・・243.5%
  3. 小麦粉・・・200.9%
  4. ライス・・・179%
  5. パスタ・・・170.1%
  6. インスタントスープ(袋に入った粉のもの)・・・143.5%
  7. インスタント食品(ウエットタイプ)・・・127.3%
  8. トイレットペーパー・・・118.3%
  9. インスタントスープ(粉でないもの)・・・112.9%
  10. 缶詰や瓶詰めの日持ちするソーセージなど・・・111.9%
  11. 砂糖・・・111.1%
  12. ロングライフ牛乳・・・67.8%
  13. そのまま食べれるシリアル食品・・・67.6%
  14. ハンドクリーム・・・63.7%
  15. 料理の素(fix、グーラッシュの素とか)・・・55.9%
  16. 歯磨きチューブ・・・43.8%
  17. 冷凍食品・・・42.5%
  18. サラミ・・・34.7%
  19. スナック菓子(甘くないお菓子)・・・33.3%
  20. チーズ(パックされた)・・・29.9%
  21. ベビーフード・・・25.8%
  22. ミネラルウォーター・・・17.9%
  23. お菓子・・・13.5%
  24. 炭酸飲料・・・9.8%
  25. ビール・・・9.4%
  26. タバコ・・・1.3%

確かに、私もスーパーでパンミックスが売り切れているのを見ました。正直、ちょっとびっくりしたのですよ。

それほど炭水化物が欠かせないのか〜〜って。いえ、ドイツ人はパンが好きなのは納得ですが。

買い溜めで(?)売り上げが下がった商品

なんとスピリッツ、蒸留酒なんですって。16.8%も売り上げが下がったそうです。

アルコール度数の高いお酒ですが、そういえば・・かのJägermeisterやKlosterfrauの工場では、現在消毒用のアルコールが不足しているから消毒用のアルコール製造をしているとか。関係あるのかな??

買い溜めはしなくても食料は十分あるので、一度に買う量は一般家庭で使う程度に

買い溜めに走る人が後を絶たないため、「一度に買っても良い量」を制限するお店が増えています。

今日、私が出かけたスーパーでは

  • トイレットペーパー1パック(売り切れだったけど)
  • 牛乳3パック(3リットル)
  • バター1個

などなど、いくつまで1人が一度に買ってよいか商品の陳列棚に書かれていましたよ。

ところで、今週から外出禁止ではないものの、コンタクト禁止です。

スーパーなど営業しているお店へは家族でゾロゾロと行かない、出来るだけ1人で買い物に行く、となっています。

おかげで買い物客もそれほど多くなく(でも結構いましたが)、店内はゆったりしたムード。少なくとも私の周りは、この自粛ムードの中、時間に余裕がある人が多いのか、人々がギスギスしていなくて穏やかでした。

レジで手間取っても、後ろで待っているお客は誰もイライラしていないし、駐車場でも歩行者が横断するのをゆっくりと待つ運転手。

散歩をしていると挨拶をかわしてくれるし、家の前にでると近所の人も「Hallo!」と声かけてくれるし。(まあ、いつもですが、それ以上に)

ドイツの人は「stay home」に割と耐えられるのかも・・・

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