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ドイツのデパート・ガレリアの閉店に思う

ドイツってこんな国!?
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ドイツ在住民なら誰もが一度は行ったことがあるであろう、ドイツの老舗百貨店ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ(Galeria Karstadt Kaufhof)。

デュッセルドルフにあるガレリアは閉店を免れた(本当は閉店予定だった)けれど、隣町のガレリア2件ほどが先週末、今日と閉店になりました。

そして、ガレリア自体が破産に追い込まれました。(残っているガレリア店舗はどうなるのだろう?)

私の知人にはこのデパートの関係者はいないのですが、やはり長年ドイツに住んでいると、私にとって思い出がたくさんあるデパートになっていたんです。

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緑のロゴのデパート

今回はタイトルに「ガレリア」と入れたけれど、いまだに「カウフホーフ」(カオフホーフ)と書いてしまう私です。

以前は緑色のロゴの「Kaufhofカウフホーフ」と青のロゴの「Karstadtカールシュタット」は別のデパートだったのです。

青のカールシュタットにも良く出かけたけれど、よく通る場所にあったカウフホーフの方をよく利用しました。

海外旅行をする人が増えた頃、日本で新幹線に乗ったら、緑色のカウフホーフのビニール袋を持っている人がいて、日本でもあのデパートの存在が有名になったのかなぁ?なんて。

カールシュタットが2009年に破産申請をして、経営上はカウフホーフと一緒になり、2018年にはガレリアという名前のデパートに。

新しいロゴもできたけれど、デパートの看板は閉店まで緑色の馴染みのあるロゴでした。

私にとっても、あのデパートのカラーは緑。

ドイツに来て初めてのショッピングはここだった

百貨店といっても、日本のそれとは違って、ドイツの百貨店はそれほど高級なお店ではありません(高級路線のデパートもドイツにもあるけど)。

以前はスーパー並みの食料品コーナーのあった店舗も多くて、日常の買い物にも利用。

セルフサービスのレストランも使いやすくて、一人で食事の時はカウフホーフのレストランを利用することが多かったのです。

そのセルフのレストランには定食もあったけれど、量り売りのビュッフェもあって、これだと食べたいものを食べたい量だけ取れるので重宝していました。

初めてドイツに来た時に通った語学学校への通学路にもカウフホーフがあったし(帰りに寄り道していた)、子育て中で子供と散歩に出かけたお店もカウフホーフだったし(ベビーカーでデパートに散歩に行っていた)。

ドイツで初めて買った服、

ドイツで初めて買ったおもちゃ、

ドイツで初めて買った文具、

全てカウフホーフで、だったんです。

shirousagi
shirousagi

おまけに

初めてドイツでグリーンアスパラガスを食べたのもカウフホーフのレストランだったわ

だから、カウフホーフが閉店と聞くとやっぱりちょっと寂しい。

(最近は全く利用していなかったけれどね…)

閉店セールのお客の様子に、なんだかなあ…

ガレリアの閉店ニュースはネットニュースでも記事になっていて、それを読んでいると

「閉店セール中の店員がとてもストレスを抱えている」

と。

実は閉店になったガレリアの近くに用事があり、去年末は何度もこのデパートに足を運んだのです。

店内の商品は50~70%オフと、超お買い得。(しかもセール価格からさらに70%off)

すでにお買い得なのに、「もっと値下げしろ!」という客や万引き客が多かったのですって。

shirousagi
shirousagi

息絶え絶えのお店の超お買い得セール中に、さらに値下げしろと怒鳴ったり、万引きなんて!

セールで客の民度が超低下したのかな。

なんだかなあ。悲しい。

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