大人になって甘党になったshirousagiです。
本日のおやつはパン屋さんでゲットした「Buchteln」(ブフテルン)という菓子パンのようなもの。
Buchteln(ブフテルン)はこれ
クラシックなBuchtelnは↓こんな感じ。
今回、私がパン屋さんで買ってきたのはアップル、アプリコットがのっています。
チェコ(ボヘミア)、オーストリアや南ドイツの伝統的な料理です。パンと同じでイースト発酵させた生地をオーブンで焼いて作ります。
これにバニラソースをかけると美味しいですよ!
中にジャムがはいっていたり、レーズン入りのものもあります。
バニラソース
バニラソースというのは、カスタードクリームがサラサラになった感じかな?我が家ではよくゼリーにかけて食べます。
インスタントの「バニラソースの素」を使っています。作り方はほとんどドイツのプリンと同じです。(ドイツのプリンの素を使ったプリンの作り方はこちら)
プリンとの違いは・・プリンだと固まるけれど、バニラソースは固まらない、という事くらい、な気がします。
沸かした牛乳に「バニラソースの素」、砂糖を加えて混ぜて作ります。
Götterspeise(ゲッターシュパイゼ)と呼ばれるゼリー
そして、私がバニラソースをかけて食べるゼリーです。
このゼリー、ドイツ語でGötterspeise(ゲッターシュパイゼ)と呼ばれます。
- Götter(ゲッター)=Gott(神)の複数形。
- Speise(シュパイゼ)=(調理した)食べ物。
「神々の食べ物」といったところでしょうか?
Götterspeise、神々の食べ物、と呼ばれるようになったのは ベーキングパウダーやプリンの素などで有名な「Dr.Oetker」(ドクターエトカー)という会社が 、売り出しのために聞こえの良い言葉、「神々の食べ物」を使ったから、という説があります。
これが正しいかどうか不明らしいですが。
いずれにしても 「神様の食事」と言えるくらい美味しいものだよ!という訳のようです。まあ、ゼリーの好きな方には まさしく「神様の食事」ですね。
デザートやケーキには脂肪分が(たっぷり)入っているものが多いドイツで ゼリーは
- ゼラチン(またはそのような凝固させるもの)
- 砂糖
- 着色料や香料
で出来ていて脂肪分がないため。何か物足りないと感じる人が多いのか?バニラソースやホイップクリームをかけて食べる事が多いです。
私もいつもバニラソースを添えて食べています。
このゼリー、「Wackelpudding」(ヴァッケルプディング)とも呼ばれています。
- wackeln=ゆらゆらする、ガタガタする
- Pudding=プリン
というわけで (プリンではないけれど)プリンみたいなデザートで プルプルと揺れるからのようです。
息子が幼稚園に通っていた頃は彼はよく「Wackelpudding」と言っていました。
なんだか、ゆらゆらする〜〜という名前の方が子供には楽しそうですよね!
コメント