この春、イースター休暇を使って、久しぶりに片付けをしました。
その時にやっとやる気になったことがあるのです。
それは・・・書籍の電子化!
本を電子化しようと思ったわけ
本が好きな上に、その昔はドイツにいると日本語の本を手に入れるのが大変で高価だったので、日本語の本であれば、どんな分野の本でも片っ端から集めていました。
おかげで山のように溜まった本。でも、あれから30年近く経つ現在、日本語を読みたければ、ネットがあるのです。本当に読みたい内容の本しか手元におく必要がなくなりました。
しかも
- 小さい文字を読むのが辛くなった(タブレットにいれれば拡大できる)
- 所有物を減らしたい(終活の一つ)
- 日本語の本は、家族は読まない
そうです、所有している本を減らしたい、そして、紙の本を読むのが辛いお年頃になってしまったのです!
読みたい、保存したい本は電子化して、紙の本は手放そう!
本をバラしてスキャンする
ネットで検索すると、本をスキャンする方法はいくらでも出てきます。

スキャン方法の動画がたくさんあるから、それを参考に!
本をスキャンするのに便利なカッターやスキャナーもあるようですが、ここは「節約したいご時世」なので、できるだけすでに家にある道具を使います。

本をスキャンしてくれる業者もあるけれど、節約したいので、自分でします
本をバラさずにスキャンする方法もあるようですが、本自体を手放すためだし、スキャンに時間をかけたくない。
手放すと決めているから、思い切りよく本をバラせます!
カッターナイフで本を背見出しから外します。
本を開いて、カッターマット(↑)の上でカッターで本をバラバラに!

真ん中の方から始めて、数枚づつになるように裁断します。

この作業がハードカバーの本は大変なので、
文庫本と新書版の本をメインに電子化しています。
数枚ずつ裁断機(ペーパーカッター)で糊の付いている部分を綺麗に、大きさを揃えてカット。

そして、両面スキャンしてくれるスキャナーでPCに取り込みます。

これで出来上がり!
取り込んだデータ(PDF)はKindleやGoodNotesアプリに入れて読みます。
(本の複製は私的使用分には著作権に触れませんが、元の本やデータの扱いが違法にならないか、調べて行ってください)
本を電子化して良かったこと
iPadに入れておくと、読む気になる!

いつも持ち歩いているからね〜
タブレットやスマホに電子書籍を入れておくと、読書せずに、ついつい動画を見てしまう、というデメリットがありますが、私は逆に、動画を見飽きた時に本を読む気になる!
GoodNotesだとPDFに直接ペン(Apple Pencil)で書き込みができるので、メモ書きや線を引くことが手軽にできるのが嬉しい。(紙媒体でもできるけれど、iPadだとペンを探す手間も付箋を用意する手間もいらない)
本を電子化するデメリット
データが壊れる心配があることです。
紙の本だって、無くしてしまう可能性はあるので、そこは「もしもの時は諦める!」マインドで。
今回手放した本の数(1000個捨てチャレンジ356〜 )
スキャンし終わった本は捨てます。
「自炊用裁断済み」としてメルカリなどで電子化した後の本が売られているそうですが、自炊(本の電子書籍化)する前のものより安くなってしまうし、なにより、私の本の電子化目的は
手持ちの本の数を減らす!
なので、バラバラの紙になってしまった本は古紙回収容器へ。
356〜365 スキャンしたので手放す本10冊

今回処分した本(元・本)たち。面白そうな内容なのに、今まで読んでなくてごめんなさい!
366〜369 そのまま手放す本4冊
本の電子化をしよう!と本棚を見ていたら、「電子化という手間をかけてまで、読みたいと思う本ではないなあ」という本が出てきました。

専門の音楽関係の本は手放すのをやめよう!と思っていたのですが、実際に手にとると、内容が古かったり、すでに知っている事柄や、内容が他の本と重複するものだったりと言った本も。
「本棚に並ぶだけの本」は手放します。
私がいなくなった後に片付ける人のことも考えないといけないお年頃。

いくら本でも(古紙として捨てられると言っても)
遺品整理は大変よ(経験者は語る)
370 博物館の入場券

最後に、本の中から栞がわりに使っていたらしい、ライプツィヒのバッハ博物館の入場券が出てきました!
懐かしいな〜2012年ということは11年近く前。入場料は学生4ユーロ、大人6ユーロ。
なかなかライプツィヒまで出かけられないから(東京のほうが頻繁に行っている)大切な記念!
だけど、写真撮影してここにアップしたから、見たい時は見れる!というわけで、これもさようならです。
さて、来週もせっせと本のスキャンをするかな。

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