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外国語は一生勉強し続けないと忘れてしまう!〜その国に住むだけでは不十分

雑記
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先日、1年ぶりにホームドクターの診察を受けたshirousagiです。

私のホームドクターは女性のRさん。実は彼女は私の生徒さんでした。(私の本業はピアノの先生)

なので、ドクターとお話しをするのは慣れているんです。でも今回、診察中に症状などをドイツ語で伝えようとして驚いてしまった私!

私のドイツ語、下手になっている!!

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ドイツ移住してすぐにせっせとドイツ語を習った

ドイツにやってきた理由の一つが「ドイツ語の習得」だったので、(日本に帰国してからドイツ語を生かす職業につく予定だった)ドイツにやってきて、すぐに語学学校に通いました。

自分で言うのも、だけど、当時は

  • 語学学校の日本人友達にもドイツ語で話をしていた(そうして欲しい、という友人がいた)
  • 語学学校の宿題は必ずした
  • 授業中はかなり発言した
  • 学校以外でドイツ人友人を作った
  • 毎週教会に通って礼拝後のお茶会に参加した(これが目的で教会に行った)
  • ドイツ人家庭に住み込んで、子供の世話をした
  • ドイツのテレビ番組、ドイツの新聞を読んでいた(日本語にはほとんど触れず←ネットがなかった)

今の自分も驚くほど、せっせとドイツ語の生活をしていました。そのおかげか?「ドイツでも自由に暮らしていける」と思っていたんです。

(全くの思い違いだったけどね)

ドイツ語学校ではクラスでも成績の良い方で、特に文法は大得意でした。(なので、ドイツ語のブログも書いています)

なんだけど…

日本語をたくさん使う生活にシフトしてしまった

できたら息子にはバイリンガルになって欲しいなあ、と思い、息子には日本語で話かけていたのです。

ありがたいことに、息子は日本語の会話には困らないくらいに日本語を習得、おかげで息子との会話は日本語オンリー。

家でも日本語でペラペラと喋れる環境ができてしまったのです。(夫とはドイツ語)

そして、世界情勢を知りたい&ストレス解消に、とネットのない時代から日本語テレビ放送を受信し、

今やネットで日本語で発信するために日本語を使いまくる毎日。

デュッセルドルフにいると日本人の友人、知人にも会えるので、家の外でも日本語でおしゃべりができる環境です。

ありがたい。本当にありがたい!

日本語が恋しい生活だったころ

以前、日本人がいない町で過ごしていた時は、ネットもない時代だったからとても日本語が恋しくて、日本から送ってもらった小包に入っていた新聞紙を隅から隅まで読んで、しかも保存していました。

shirousagi
shirousagi

緩衝材代わりだった新聞紙が貴重品だったわ

日本の友人に手紙をせっせと書いて、返事はまだか?と郵便受けを覗く毎日。

日本に一時帰国しても、最初の数日は(ドイツでほとんど日本語に触れていなかったから)日本語が口から出てこなくて、帰国後3日間くらいは一人でいたいと思った日々。

shirousagi
shirousagi

だからといって、ドイツ語がペラペラというわけでもなくて、

日本語まで失ってどうしようもない感じだったわ

日本語も使う生活でドイツ語が疎かに

ドイツ語の勉強は好きだったけれど、ピアノを教え始めてから仕事に時間を割かれ、ドイツ語を勉強する時間がほとんどなくなってしまいました。

「そう言っても、ドイツに住んでいるんだから、勉強しなくてもドイツ語がペラペラになるのでは?」と思われた方へ。

無理です!どんなに長く住んでも無理です!その国に住むだけではペラペラになりません!

shirousagi
shirousagi

イタリア人とか、ドイツに住んでいるだけでドイツ語をペラペラと喋る人もいるけれど、文法は間違いだらけよ。

ドイツ語を正しく理解していなくても返事をしているわよ(これ、日本人には難しい芸当だわ)

それでも使い続けている分野のドイツ語は上手になるのよ。

私の場合、ピアノのレッスンで使うドイツ語はあまり不自由しないのです。(初心者のレッスンをすると、私は毎回同じことを言っている)

生徒さん(大人でも子供でも)との会話も「慣れ」で割とスムーズに話せます。

shirousagi
shirousagi

仕事で困らないから、自分の語学力が低下したことに気が付かなかったわ

だけど、たまにしか使わない単語や言い回しはすぐに忘れてしまう!

日本語とドイツ語の文法ってかなり違うから、話をしたい時に単語の順番がごちゃごちゃになる!

外国語は一生外国語なのよ。母国語にはならないのよ。使わないとすぐに忘れるのよ。

勉強しよう…

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