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私がフリーマーケットを嫌ったわけ

雑記
この記事は約4分で読めます。

今から25〜30年くらい前。

その頃は日本ではフリーマーケットは盛んでなかったと思います。

ドイツでは大型店舗の駐車場などを利用したフリーマーケットが週末によく行われていました。

(今もよくやっているけど)

日曜日って、お店が営業していないから結構暇で、散歩がてら近所のフリーマーケットに行っていたんです。

そして、「こんなのがあるから困る!」と。フリーマーケットが嫌いになりました。

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売られている物は骨董品ばかりではなかった

フリーマーケットで売られているものと言ったら、

  • 骨董品
  • 家の地下室やガレージに眠っていた中古品
  • 日常品(衣類やキッチン用品など)中古品
  • どこかで激安でつくられている新品
  • ハンドメイドもあったかも

こう言ったものが多かったのです。

ドイツなどヨーロッパのフリーマーケットに行くと、伝統的なヨーロッパの、いかにも骨董品といったものを発掘する楽しみがありますよね。

アンティークなものにはあまり興味のない私ですが、古い楽器とかあったらコレクションしたいな、と思ってフリーマーケット(というより、蚤の市)に出かけることはあります。

フリーマーケットで売られているものを見ていると、昨日まで使われていたような、お店で新品を手にいれることができるような物もありますよね。

新品でもディスカウントスーパーで安く手に入りそうな物を中古で買う気はないので、そういったものを出品しているところはあまり見学をしないのですが。

こんなものは手に入れても仕方ないと思った

ここで、気がついた方もいらっしゃるかもしれません!私がどうしてフリーマーケットが嫌いなのか。

昨日、この記事を公開しました。

そうです、たいした物が入っていないスーツケースだったのですが、盗まれてしまったのです。

その時、当時の私は「泥棒はスーツケースの中を見て、がっかりするよね。貴重品は入っていないし、アクセサリーなどもなし。金目になるようなものは1つもないのに

そのスーツケースに入っていたのは

  • 汚れた衣類、靴(旅の終わりだったから)
  • お土産に買ったチョコレート
  • もらった本
  • 旅先で集めたパンフレット
  • 記念にと思って持って帰ろうとしたケチャップの瓶とかチョコレートの空き缶とか…

まあ、誰だってスーツケースに貴重品は入れませんよね。スーツケースって、空港では預けるのだし。

こんな、お金にならないような物ばかりで、せいぜいチョコレートを食べることができるくらいじゃん!

…そう思っていた私。

当時は日本にはホームレスの姿はなかったのです。

当時は、ドイツでよく見る、ゴミ箱を漁って少しでもお金になるものを集める人がいるって、知らなかったのです。

私は世間を知らな過ぎたのです!

フリーマーケットで見たもの

フリーマーケット会場で、シートの上に並べられた、その物は…

マグボトルだったのです。

そのマグボトル、当時はドイツでは(ヨーロッパでは)見たことがない形のマグボトル。(今なら似たようなものがある)

一目で「これは日本の製品だ!」とわかりました。(名前も書いてあった)

そして、そのボトルと一緒に並んでいた「商品」から

これは盗んだスーツケーに入っていた物品だな

というのがありありとわかりました。

そうか、そうよね。

日本だったら盗もうと思う人がいないような物品でも、盗んでフリーマーケットに出せばお金になるかもなのよね…

大体、こう言った中古品を売る場所があるから、日用品でもなんでも盗んで売ろうとする人がいるのよね…

これが私がフリーマーケットを嫌いになった理由です。

おそらくその当時は結構な日本人が盗難被害にあっていたと思う。

私の盗まれたワンピースもこうやって売られたんだろうなあ。

ちょっと悲しい。

shirousagi
shirousagi

まだまだフリマアプリとかフリマサイトがなかった時代のお話です

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