大きなスーツケースを持って、パリの地下鉄(電車)を利用して空港に行こうとして
改札口を通る時にスーツケースから目を離したら
目を離したのは数秒だったはずなのに
忽然と姿を消した、私の大きなスーツケース。
一体どこへ?
消えたスーツケース
はい、盗難に遭ってしまいました。
ショック…
パリまでせっせと持ち歩いた、大きな赤いスーツケース。
駅でうとうととしていた時も、手をスーツケースに置いてしっかりガードしていたのに。
なのに、改札口を通り抜けるのに苦労して、スーツケースから数秒目を離した隙に
スーツケースは忽然と姿を消しました。
まさか、パリの駅にブラックホールがあるわけではない!
これは…やられた!盗難に遭った!
いざという時の行動力はすごいかも
旅行前にドイツ語の勉強はしていたし、旅行中にドイツ語を使っていたけれど、フランス語どころか、英語だってさほど使ったことがない私。英語も喋れない!
当時は外国からの観光客だとわかっても、ドイツではドイツ語で対応だった。
(私にはそれが嬉しかった!)
なのに、被害にあった、そこはフランス。
一瞬で姿を消したスーツケースに、あまりの驚きでクラクラしつつも、駅の警備員を捕まえて
身振り手振りで「持っていたスーツケースがなくなった!」とアピール。
さすがは犯罪の多い(誉めているのか、貶しているのか?パリ様、不名誉なことを書いてごめんなさい)パリの駅。しかも地下鉄よ。
私の身振り手振りで事情を察したらしく、駅構内の警察に案内してくれて、その警備員が警官と話をしてくれて、
私が日本人だとわかると、警察はすぐにパリの日本大使館に連絡をしてくれました。
大使館の方に日本語で事情を話すと、その内容をパリの駅の警察に説明してくださって、
無事、盗難証明書をゲット!
パリの警察が発行した盗難証明書を得ることができました!
よくやった、私!(と、今になって思う)
さらに警察の方が空港までの行き方を説明してくれて、
スーツケースを運ばなくてよくなった私は、身軽にパリのシャルル・ド・ゴール空港に時間の余裕を持って到着!
お世話になった人、そして保険会社様、ありがとう!
パリの大使館と電話で話した時、「目を離した隙にスーツケースが消えました」というと
「盗まれたのですね」の即答でした。ははは…
旅行前はあれほど「特にパリは盗難が多いよ」と聞いていたのに、防げなかった。
原因の一つは明らかな睡眠不足。旅行最終日ということもあり、夜行列車利用後だったし、疲れはMAX。
そして、改札口を通るためにスーツケースから目を離した時、「こんなに大きいものは盗まれないよね」という油断があったのです。
疲れと旅のおしまいで気が抜けていて、判断力が鈍ってこんなことを考えた、とも言える
貴重品以外は盗まれない、ってことはありません。そう、ガラクタばかりが入っていたスーツケースだって盗まれたのですから!(って、泥棒にはスーツケースの中身はわからなかっただろうけど)
何はともあれ、貴重品は盗まれなかったし、盗難の証明書は書いてもらえました。
パリの警察や大使館の方々のおかげで、盗難届、証明書を書いてもらえたので、保険会社から保険金が支払われました。
生まれて初めての海外旅行だったし、1人旅もあったから
保険は十分すぎるくらい入っていたのです!
ドイツで手に入れた思い出の品、友人らへのお土産は消えてしまったけれど、
元気で帰国できて、保険金も降りたのでよし!とします。
保険金が降りたからいいって、守銭奴みたいじゃない?
と思われるかも、ですが、
せめて、保険金が降りると「ま、いいか」と被害のことで悩まなくなります!
精神的に楽でした!
旅行に出かける皆様、「私は盗難に遭わないように十分気を付けることができる」と過信されず、どうぞ体調管理を万全の上、無理のない旅を!
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