「Pudding」(プディング)という言葉を聞くと、どうしても日本のプリンを思い出しますが
卵と牛乳が主な材料で、蒸すなどして加熱してあって、カラメルソースがかかっているもの・・です。
ドイツで普通に「Pudding」と言ったら、それは日本のプリンに比べて、どちらかというとクリーム、と言った感じです。
プラスチックのカップに入って売られているものもあります。
牛乳と砂糖を追加して加熱するだけでできる、いわゆる「プリンの素」も普通に売っています。
食後のデザートにプリン!と言えばこのプリンという家庭も多いようです。
まあ・・有名なメーカーといえばDr.OetkerのPuddingpulverでしょうか。
どこのメーカーのものでも作り方は同じです。
パッケージの作り方は書き方が少々違うものもありますが。
プリンの素(Puddingpulver)を使ったプリンの作り方
材料
プリンの素 1袋(37g)
牛乳 (できれば脂肪分3.5%のものですが1.5%のものでも作れます)500ml
砂糖 40g(チョコレートプリンだと50g)
作り方
- 牛乳500mlから大さじ6杯分を別の容器に入れる。この牛乳とプリンの素、砂糖を混ぜ合わせる
- 残りの牛乳を鍋に入れて沸騰させる
- 混ぜながら1.のプリンの素を少しずつ2.の鍋に入れる
- もう一度沸騰させる
- プリンの容器かボールを冷たい水で濡らして4のプリンを流し入れる。
- 冷めたら冷蔵庫に入れて冷たくして出来あがり
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プリンの素というのはコーンスターチでできているので、粉のまま温めた牛乳に入れるとダマになってしまいます。そこで冷たい牛乳でといておくのですが
正確に大さじ6杯ほどのミルクでなくていいのです。私は結構多めのミルクでプリンの素をといています。
鍋に牛乳をいれて温めたら、沸騰する前に牛乳でといたプリンの素を入れてしまいます。
(これで失敗した事はありません。 むしろ、沸騰した牛乳だとダマにならないように混ぜ入れるのが大変かな?と。)
牛乳にプリンの素を加えたら、とろみがつくまで火にかけてしっかり混ぜます。
プリン作りに使っている道具
この時に私が使っているのはこれ!
Holzlöffel(ホルツレッフェル・木のスプーン)と呼ばれるものの一種で、穴があいている、しかも角が一つついているもの、です。
穴があいていることで混ぜる時の抵抗感が少なくて楽に混ぜられます。
また、角がついていて鍋の角までしっかりと混ぜられます。
今回はチョコレートプリンを作りました!
ドイツの家庭で「プリン」というと、1人分の小さなプリン型ではなくて
大きなボールなどに流し込んで、食べる時に取り分ける
という事が多いです。
なので・・写真のプリンもなんだか丼に入ったチョコレートクリーム、という感じですよ。
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