暑い日が続いたドイツです。
7月25日にはついに最高気温が40度を超えた地域が出てきて、ドイツ気象局(Deutscher Wetterdienst)始まって以来の記録的な夏、なのだとか。
暑い!
今週は暑くなる、というのは先週からわかっていたので、せっせと(売り切れないうちに)ビールとアイスクリームを買い込んだshirousagiです。
アイスといえば、やはりバニラアイス!
本当は抹茶アイスとかも好きですが、シンプルなバニラアイスを買ってきて、フルーツとかリキュールとか、その時の好み(と、我が家の在庫)に合わせてアレンジして食べるのが好みです。
ところで、ドイツにはStiftung Warentest(シュティフトゥング・ヴァーレンテスト)財団法人「商品検査協会」という団体がある、があります。
その商品検査団体では実に様々な商品を公平に検査して、結果を発表しています。
前回、このブログでも「ミネラルウォーター」の検査結果が発表された事を書きました。
今回はスーパーなどで売っているパックに入っているバニラアイスを検査したそうですよ。
(Stiftung Warentestのサイトはこちら)
有名ブランドやスーパー、ディスカウントスーパーのブランドのアイスなど19の商品を調べた結果、11もの商品が「gut」(良い)を得たそうですよ。
10年前の検査時に比べて、今回の検査では一般的にバニラアイスの質がよくなっている、だそう。
これまではバニラの代わりにバニリン(Vanillin)という物質が使われている物もあったのに、今回はバニラアイスと名乗る商品は全てバニリンではなく、バニラを使用。
(バニリンはバニラの香り成分で人工的に作る事ができます)しかも、前回は0.04%くらいしたバニラが入っていない商品もあったのに、今回の検査では平均で0.18%もはいっていたそうです。
バニラの香りが好きなので嬉しい!
アイスの色やバニラのつぶつぶを人口的に作っても売れ行きに関係がない、という結果が出たらしく、特に人工的に色付けをしていない、のだとか。
消費者には嬉しいですね! 特に我が家のバニラアイスの消費量は半端ない!のです。だから嬉しい。
検査の結果、一番良い結果を得た商品は「ハーゲンダッツ」のバニラアイスだったとか。
ただ、お値段も高く、コストパフォーマンスの良さを考慮に入れるとALDIのPremium Eis Vanilleも高得点だったそうです。
ハーゲンダッツのアイスは1kg15ユーロ。ALDIのアイスは1kg2ユーロ以下・・・
やはりお値段だけあってハーゲンダッツは生クリームたっぷり。バニラの香りたっぷり。
ハーゲンダッツのアイスは生クリームが39%含まれているのに比べて、ALDIの商品は6%しか入っていないそうです。
・・・なのでコクがないけれど、暑い時には、とにかくアイスであれば味は二の次!なんて時には安いアイスもいいですよ〜〜
Mangelhaft(不可)の結果を得たアイスの一つは ヴィーガンのアイスだったそうです。
なんかわかるような・・乳製品を使わずにバニラアイスクリームを作るって相当無理していますよね。売るためには値段が高すぎてもいけないだろうし。
ヴィーガンの人はかき氷(もちろん、練乳なし)が良いかな?
アイスクリームといえば・・・
初めてドイツに来た時、3月でその頃はまだ雪が残っているような日だったのですが、ベルリンに出かけて、アイスを食べながら歩いている人を結構見かけました。
日本に帰ってドイツに行った事のある友人と話をしていたら
彼女、「ドイツ人、アイスが好きでしょ。」と。 そうそう、3月の寒い日でもアイスクリームを食べている人がいっぱいだったのは そう、アイスが好きだからなのですよね。
そのドイツ人、一人当たり年間で8.7kgものアイスを食べているそうです。
こちらのサイトだと2016年の調査で一人当たり9.2リットル。世界で8位です。
日本は一人当たり6.5リットルで17位です。
チョコレートといい、アイスといい、ドイツ人は甘いものが好きだなあ〜〜(とても納得する)
いいな〜〜日本のアマゾンだとハーゲンダッツのアイスも買えるのか。しかも抹茶アイスがある・・・
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