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【読書】物を残していなくなると残された人は困るのよね・・・

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最近、また「Kindle Unlimited」での読書に励んでいます。
そう、頃は秋。読書の秋。
「Unlimited」の長所は「ちょっと気になる本」を気楽にダウンロードして読む事ができる事。
自分の専門ではない、とか、知らない分野の世界を覗く事ができるのが気に入っています。

今回はこれ。これは知らない分野ではないですね。
もちろん、Unlimitedに入っていなくても読めます。紙の本も販売されているようですし。

「あした死んでもいい片付け」ごんおばちゃま・著

著者の名前から、ブログから出発した本のようです。

「あした死んでもいい」とは恐ろしいようなタイトルですが、いつか人間は皆死んでしまうのす。「死」という言葉は暗い、嫌なイメージですが、別に明日本当に死ぬわけではないのですよね。

ただ・・・いつか死ぬ。その時に残された人が、家族が困らないように片付けをしておこう、というわけですね。

私も毎日のように「片付け」を行っていますが、その理由の一つは

「あの世に行った時に残された家族が、私の物の処分で困らないように」

です。

実は、先日、知人の奥様が亡くなりました。もう長い期間病気を患っていたので、知人は数年前から物の整理をしていましたが、それでも奥様の死後、片付けることが多くあったそうです。
家族の誰かが亡くなると、役所の手続きなどだけでもすることが多いと言います。その上、片付けまで加わると、残された家族は悲しんでいる暇もなく忙殺されますね。

10年前には、知人が心臓発作で亡くなりました。
その時は本当に突然で、その知人の家は物で溢れかえり、手が付けられないほどでした。
この時は手伝ったので、「物を処分するって本当に大変だな」と思ったのです。
その知人は大体、物を溜め込むのが好きで、家中に本やら趣味の道具やら、料理も好きで料理道具やら、しかも自営だったので書類も山のように家にありました。

・・・全く整理されずに!

残された奥さんがどうして良いのかさっぱりわからない、と悲鳴を上げていたのです。
片付けるのに1年以上かかりました。

私も、人間、いくら長生きをするようになった、とは言え、人生の後半に入っています。
いつ、何があるかわかりません。

・・・という訳でシンプルライフ目指して、お片付け中なのですが。

あした死んでもいいように覚悟を決めて、
30分タイマーをかけて、使っていないモノを抜くだけです。
タイマーが鳴れば終了です。整理整頓はしません。

「使っていない物を抜く
良い表現ですね。いつも私は「処分」と言っているのですが(そして、多分これからも)
「処分」というとなんとなく、殺してしまう、という感じがして、実は気に入らないのです。

でも、不用品を抜く、家の中から出してしまう、というと
その、私にとっての不要品は私の家から出てしまうだけで、別のところで活躍するのかもしれない、ただ、そのものの居場所が変わるだけ、という感じで あまり抵抗がないなあ、と感じます。

「何かに使えるかも」がゴミになる。
「何かに使える」はないと思ってください。

これは・・・若い方にはないのかもしれませんが、本書の著者は60代だそうで、私は50代。
「もったいない」ということ、そして、「ゴミを出さない様に」という(特にドイツで30年前頃から流行った家庭内でのリサイクル)考えで

「もらったプレゼントが包んであった包装紙、何かに使えるかも」
「綺麗な瓶、何かに使えるかも」
「スーパーのレジ袋はゴミ袋にできるかも」(ちなみに、今はスーパーのレジ袋はありません)
「ブティックの紙袋、何かに使えるかも」

と一回だけ使っただけなのに捨てるのは「環境にもよくない」と考えて保管しているのですよね。
環境に悪い事はしたいと思いませんが、いつ使うのかわからない「プレゼントの包み紙」など、もうこの際、捨ててしまうのが一番良いようです!

包装紙が必要になりそうだったら・・いっそ、プレゼントには包装紙なし、とか??
それに、残りの人生で、それほど沢山のプレゼントをするとも思えません。

実は(捨てるかどうか)迷うモノは使っていないから迷うのです。
決められないモノは「使うかもしれない」が頭をもたげています。私の経験上残しても使いません。

これは確かに。
でも何度も自分にいいきかせないと
「これ、使うかも!」と思って保存してしまうのですよね。

という訳で、本日も不用品処分しました。
いつも(いつか書いた通り)タイマーは15分セットして、引き出しの一つ、とかを不用品が入っていないかチェックするのですが、
本日は秋休み中。この本に書かれているように、タイマーを30分にセットして、つまり通常の倍の時間(と言っても30分!)クローゼットをチェックです。

去年、結構多くの服を知人にあげたのに、まだまだあります。
不要、というか、着ない、または着るかもしれないけれど、実は気に入っていない服が!

クローゼットから不要になった衣服を抜いたら、洋服のサイズが同じ友人に写真を送り、
「欲しい」と言われたら、彼女に差し上げる、「いらない」と言われたら、
ウエス(お掃除の布)か、近所にある衣類を寄付するコンテナまで持って行きます!

衣類・・・特にファッションに興味がある訳ではないのですが、一時、かなり買っていました。
その理由はこちらに書いています。

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