ドイツに住んで、もうすぐ30年になるのではないか?と時のたつのが早いのびっくりしているshirousagiです。
先日、こんな記事を書きました。
この日、クローゼットの中の不要品を処分した事を書きました。
ファッションに特に興味があるわけでもないのに、一時は洋服を買いすぎていた、という事も書きました。
本日はそれはなぜか?という話・・・も含めた、
日本人として海外暮らしをしていると物が増える、理由をお話します。
外国暮らしをしていると物が増えてしまう・・・(人もいます)
ドイツに住んで早くも30年近くになりますが、毎年のように一時帰国をしています。
とはいえ、フライト代も決して安くはないので、そう頻繁に帰国できません。
また、ドイツに家族もいるし、仕事もあるし、で帰国する時間もそうそうありません。
すると・・・余計な物が増えるんです。意識しないと!
次の帰国はいつになるかわからないから 今のうちに、と買い物をしてしまう
10年前ほどではなくなりましたが、今でも日本に帰国してお店など眺めて歩くと
「お、これは便利そう!」とか、
「これ、かわいい!」とか思う物が沢山あるのにびっくりします。
また、日本語の本とか、読みたい雑誌とか、
そして衣類です。値段の割に質もいいし、なんといってもサイズが、たとえファストファッションのお店の物でもサイズがあうのです!
ドイツの普通の(特にサイズ直ししてもらわないもの)お店に行って、洋服を買うと、肩のあたりがブカブカだったり(ドイツ人は女性でも肩のあたりが厚い)ウエストとヒップの割合や足の長さがあわなくて、
「ここがぴったりだと、ここがブカブカ」という事が多いのです。
そこで、日本に帰国すると
「今のうちに!」と1年分くらいの服を買ってしまう事もありました。
ところが、1年後、どのような服装を好んで着ているか、なんてわからないし、1年たつうちにサイズが変わってしまった、という事もあり得ます。いえ、ありました。
しかも、「今買わないと!」と余計に買ってしまうのです。必要量以上に!
「海外だと不便でしょう?」と帰国時に物をもらう
せっかくの帰国時、家族や親戚や友人などにできるだけ会いたいものです。
なにしろ、次はいつ帰国になるかわからないのですから。帰国するには結構な時間とお金がかかります。
そして、日本の家族らもドイツまで飛ぶ機会はそうそうないだろう、と思っています。
そうして、今度はいつ会えるかわからない、
遥々遠路からやってきた!
しかもドイツに住んでいると「これは手に入らないでしょう?」と色々なものをいただきます。
これは嬉しいのですが・・・ですが、自分が希望したものでなくて、相手が私の事も思ってくれるのはとても嬉しいのですが、「実は自分は必要ない」と思う物も結構出てくるのです。
でも、それらをドイツまで持って帰る・・・嬉しいけれど、物が増えます・・・
ドイツに短期滞在の人からフリーマーケットや引越しで出た不用品をもらう
これは特にデュッセルドルフなどの日本企業の多い街や、日本人の学生の多い街限定になりますが、永住予定ではない人がドイツに滞在した場合でも、勿論、ドイツでの暮らしのために色々な生活必需品を揃えます。ですが、短期間滞在の人も多く、日本に帰国となると、全ての物を日本まで運ぶのも大変です。
そこで、フリーマーケットに出品したり、「引越しで片付けないといけないから」と日本まで持って帰らない、帰れないものをいただく事も結構あります。
物を捨てるのは楽ではないので、迫った引越しに困るだろう、とりあえずもらっておこう、と品物をもらう事も実はあるのです。
こうして増えてしまった物たち。
「ドイツに住む、次はいつ日本に帰れるかわからない日本人」ゆえに増えてしまった!という物が結構沢山あります。
そして、例えば、本のように
日本だったら図書館で借りて、読み終わったら返却できる本でも
ドイツに住んでいると買うしか選択肢がなかった時はとにかく本を買っていました。
(今は電子書籍なので場所を取りません)
こういった本とか、日本人にあうサイズの服とか、
私がいなくなったら、ドイツ人には不要です。
今のうちに整理しておかなくては、ね。
物を増やさないために私が帰国時に心がけている事
最近は日本に帰っても、可愛い小物などをみても買わない事にしています。
- 日本では実用ではなくて飾るだけ、見るだけの雑貨は買わない
- 洋服はドイツでも買えるのだから!と言いきかせる
- 食品は「いざとなればドイツご飯を作る。和食はドイツではレストランで食べる」と思う(日本食のストックを沢山買わない)
- 友人や家族へのドイツ土産は食べ物にする(すると食べ物をもらえる事が増える。雑貨ではなくて)
- 日本でいただいた食品は「美味しそうでもったいないから特別な日に食べよう!」と思わずにドイツに戻ったらさっさと消費してしまう。
- 本はなるべく電子書籍にする
本当に、私の周りには日本語をスラスラと読む人なんて・・いないし・・・
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