ドイツ人ってパンが好きだな〜〜と思っているshirousagiです。
大体、伝統的なドイツ人の食生活は
- 朝・・・小型パン(Brötchen)とジャムなど
- 昼・・・料理したもの
- 夜・・・パンにハムやチーズ
と、1日の3回の食事のうち、2回がパンです!
パンばかりで飽きる!と我が家は朝はシリアル(ミューズリー)昼と夜は料理する時間と気力と材料があれば、ちゃんと料理してます。
すると、1日で全くパンを食べない日も出てくるのですが、それはドイツ人にはあまり嬉しくないの・・かもしれませんね。
そのパンですが、スーパーにも、ガソリンスタンドの売店にも、キオスクにも売ってます。
が、一番美味しいのはやはり「パン屋さんのパン」です!
ドイツには厳しい「閉店法」という法律があって、お店が営業をして良い時間、曜日が決まっています。
スーパーなどのお店は原則、日曜日は全く営業をしてはいけません。
ですが、お花屋さんとか、パン屋さんは営業をしても良い事になっています。
ドイツ人はパン抜きでは生きていけない?(私の勝手な偏見)のか、パンだけは日曜日にも新鮮なBrötchen(小型パン)を食べる事が出来る様に、日曜日の営業も許可されているようですよ。
ただ、営業時間には制限があって、ドイツは州によって法律が違いますが、
パン屋さんだとバイエルン州で日曜日は1日3時間まで、ここノルトライン=ヴェストファーレン州は5時間。ベルリンは一番長くて9時間まで営業して良いのだそうです。
ところが、
レストランやカフェは日曜日でも何時間営業しても良いそうなのです。
こういったお店は日曜日こそ行きたい所ですよね。
で、パン屋さんですが、多くのパン屋さんには少しばかり座ってコーヒーにケーキとかサンドイッチとか食べれるようになっているコーナーがあります。
こういったコーナーがあるお店ではカフェと同じように、日曜日に1日中お店を営業しても良いのだそうです。
ですが、ここでブレートヒェン、小型パンを一日中売ってはいけなかったのです。
で、バイエルンで、とあるパン屋さんが日曜日に3時間以上ブレートヒェンを販売していて、訴えられたらしいですよ。
それが、パン屋さんが勝って、今はドイツのどこでもパン屋さんでテーブルがあれば、ブレートヒェンを一日中売っても良くなりました!
以下はニュースから、私が勝手な解釈をしたものですが、大体、このようです。
日曜日にパンを1日中売るとは違反だぞ!
え、でもこのパン屋にはテーブルがあるんですよ!
カフェコーナーがあるのよ!
日曜日に一日中営業していいのは、
料理したりして手をかけた食べ物を提供する
レストランとか、カフェだけだよ。
カフェコーナーがあってもブレートヒェンはパンだけじゃないか。
そうだよ。サンドイッチなら一日中売るのは、店内にテーブルがあるからわかるけど、店頭でブレートヒェンはないね!
手をかけた物じゃないだろ!
それをいうなら、パンだって小麦粉とか水を使って
手をかけて作ったものよ!
それに、
ガソリンスタンドやキオスクでは日曜日にパンを売ってもいいのに、
どうして私たちが売ってはいけないのよ?
変よ!
という訳で、パンは畑でとれた小麦粉をそのまま提供している訳ではないし、料理した物と同じ!という意見が認められて、
カフェコーナーのあるパン屋さんの店先で、パンだけのパンを売っても良くなったのですって。
「なら、うちもテーブル置いて、日曜日に一日中パンを売るぞ〜〜」というお店が出るのかなあ?
「いや、日曜日は早仕舞いしたい!」と現状維持、のお店が多いのかな?
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