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車の運転は責任重大!運転を他人に任せる前に考えて!

ドイツってこんな国!?
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今年、2019年4月に起こった、池袋での交通事故で運転していた88歳のドライバーが書類送検されるようですね。

その他にも、高齢のドライバーにる事故が後を絶たないようです。

ドイツでも時々、高齢のドライバーの「アクセルとブレーキの踏み間違い」による事故が発生した、という事を耳にします。

ドイツでは、ようやく運転免許証が永久有効ではなくなりましたが、日本に比べると、まだ「半永久有効」と言えるかもしれません。

それくらい、一度免許証を取ったら、なんの検査もなく乗れる期間が長いのです。ということは、歳をとっても自分が運転したければ、なんの検査も(視力検査とか)なく乗れる、という事です。

怖いなあ・・・

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車は凶器になり得ることを心しておきたい

で、車の運転ですが、運転するからには「操作を誤ると、人を殺してしまう可能性もある」ということを肝に命じて、車の運転をしたいものだな、と思います。

そして、車の運転をお願いする人も、その点を考慮して欲しいものです。

ヨーロッパは日本の、特に東京などの大都市に比べて公共の乗り物を使うのは不便です。

  • 定刻通りに走らない
  • 治安が悪い(駅の治安は悪いです)
  • 車両が汚い、壊れていることがよくある

など。

しかし、車があれば、特にここデュッセルドルフのあたりはオランダやベルギーの国境に近いので、簡単にオランダ、ベルギー、フランスにも出かけることができます。(目的地にもよりますが、日帰り可能です)

車だと思い立った時に簡単に外国まででも旅行出来る!便利ですよね。

ただ、人の都合も考えず、あの人は免許を持っているから、私は免許を持っていないから、というだけで他人に車の運転を頼むのは、その前に少し考えて欲しいのです。運転を請け負う方も「運転?したことないけど、どうにかなる」と気軽に返事をしないで欲しいのです。

車の運転が原因で裁判沙汰になったり、刑務所送りになる事も珍しくない?

今月のADAC(ドイツ自動車連盟)の冊子に、自動車の運転で裁判所に足を運ぶ事になる件についての記事がありました。

その記事のデータによると、ここノルトライン=ヴェストファーレン州では、2018年の1年間で、車の運転関係で

  • 刑事訴訟手続き(ひき逃げや酒気帯び運転など)で 27,462件
  • 秩序違反(速度違反、運転中のスマホ操作など)で 78,289件
  • 民事訴訟手続き(事故後のもめ事、トラブルなど)で 36,595件

裁判扱いになったそうです。(ドイツ全土ではありません。この州のみの件数です)

裁判所に足を運ぶのは、特定の人だけではなく、誰の身にでも起こり得る事です。

また、事故などが原因で刑務所に送られる事もあります。

刑務所というと、殺人などの相当ひどい悪を働いた人が入るところであって、一般の人は関係ない、と思う人が多いかと思いますが(私もそう思っていました)そうとは言えません。

過失運転致死でも刑務所に送られる事もあるそうです。事故を起こそうとして起こした訳ではなくても、事故に巻き込まれる事、また、避けらない事故もあります。

そして、車は人を殺す事もできてしまうのです。恐ろしい!

自信がない時は運転しないし、運転をお願いして断られても悪く思わないで!

特にドイツは車社会です。車がないと困る事が本当にあります。公共の乗り物はあてにならないケースがよくあります。

通勤に行先が同じ、仕事の時間も同じだから相乗りする、買い物や病院ヘ行くのに運転出来なくて困っているから、友人に頼む、は、私もよくします。

先日は目の検査で病院に行かなくてはならない友人を「目が悪いのに、車の運転をしたら危ないから」と代わりに運転しました。

が、車を所持しているから運転してくれるでしょ?免許持っているいるのに、車を所持しているのに運転してくれないなんでケチ!情けない!などという意見を聞くと、正直、怒りを覚えます。

「だったら、自分でしなさい!」と言いたい!

体調が良くない、知らないところでの運転で責任は持てない、と言ったような場合は、私は運転するのをお願いされても断るようにしています。私の仕事は運転手ではありません。

そして、そのような場合は相乗りさせてもらおう、という人も事情を理解して欲しいものです。決して無理をさせないで!運転手のほんの一瞬の判断ミスが人を死に追いやるかもしれないのですから!

実際に自分が車の運転をしない人は、人に運転をお願いする時はその人の事情を理解して、公共の乗り物とかタクシーとかを使う事も考えてください。

という私も自分が車の運転をするようになるまで、ハンドルを握る事の辛さがあまりわかりませんでした。

我が家にまだ車がなかった時の事。まだ息子が赤ちゃんの時、バスで15分くらい離れているところに住んでいた友人宅に子連れで良く遊びに行っていたのです。そこで、その友人のご主人が帰って来られると、「車で送ってくれないかなあ」と秘かに期待していました。

時々、私の自宅まで送ってくれたので、「今回も送ってくれないかなあ?車だとそれほど時間がかからないのに。」と心の中で思っていたのです。全く、運転する方の身にはなっていませんでした。(実際にこちらから送ってくれとお願いしたことはありませんが)

今思うと、仕事で疲れて帰宅すると妻の友人がいる、だけでもゆっくりできないのに、さらに車の運転までするのは、考えただけでも疲れが出ます!なのに、自宅まで車の運転(しかもそのご主人は自宅まで往復です!)してもらおうなんて。

今の私なら、疲れている時に運転をお願いされても断ります!

友人のご主人には、いつもでなくても、家まで送ってくれた事があっただけでも感謝しなくちゃね。

それにしても、早く、自動運転の車が普及しないかなあ。

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