急に寒くなってお天気が悪い日が来て、「これからまたあの長くて暗い冬が来るのか」と落ち込んでいるshirousagiです。

いや、落ち込むのはやめよう!
ドイツに来たのは○○年前の10月8日。(日にちは忘れていたけれど、今古いパスポートを見て確認した)
ドイツに来てから毎日のように雨が降って、そうしているうちに冬がやってきて雪が降る!
でもあの頃はお天気が悪かろうが、日が短かろうが、楽しい毎日!

どうしてドイツの冬が辛いのか、全くわからなかったわ
(今は逃げたいほど辛い冬だと感じるわ)
やはり体力と「外国生活の物珍しさ」がなくなったせいかしらね?
日本に住んでいる頃はあまり見なかったTV番組をよく見るようになったわけ
ドイツに来て、最初にお世話になった家庭では「TVは8時のニュースくらいで良い!」「食事をすながらTVを見るのは健康に悪い」と言う家庭でした。

その当時はドイツのTV番組って夜しかやっていなかったし、国営の3局だけだったわ
(CMは入っていたし、受信料もあったけれど)
その家庭のお母さんの教育方針にかなり影響を受けた私は、TVを見ながら食事をすることは全くしなくなりました。
それでも日本ではTVをほとんど見ていなかった私が、ドイツに来て一番に買ったのがテレビだったのです。

テレビと言っても1万円くらいのアンテナのついた白黒のポータブルなものだけどね
ドイツ語学習に見ていた
ドイツに住み始めてすぐにテレビをよく見た理由は「ドイツ語学習のため」。
まだまだネットなんて影も形もなかった頃の話です。
本当は語学学習にはラジオの方が良い!と言われていたのです。
テレビだと画像があるので、言葉がわからなくても理解できたり、理解できたつもりになるから、テレビはダメ、ラジオを聴きなさい!
と、語学学校の先生に何度も言われていました。
もちろん、ラジオも聴いていました。いや〜音楽を聴きたかったから。(なにしろクラシック専門局もある)
だけど、あまり興味のない分野のニュースをラジオで聞いても聞く気になれない!
「ドイツ語を全く聞かないよりTVでもつけておく方がいいのでは?」と思い、安いテレビを買ってきて、せっせと周波数を合わせて、ニュースやドラマ、子供番組などを見ていました。
ドラマを見ると、どんなシーンでどんなセリフを喋るのかがわかるのが良いですよね。
映画はドイツ映画は暗くて見る気になれず。それに放送されていた映画はアメリカ映画が多かった。
日本語に飢えてしまい、高くても衛星放送を契約
結婚して夫の仕事の都合で引越し。
新しく住むことになった街にはほとんど日本人がいなくて、毎日ドイツ語オンリーの生活。(まだネットもないのよ。国際電話もめちゃくちゃ高かったのよ)
日本語に飢えた私が決心したのは「料金は高いけれど日本語衛星放送を契約する!」
一度に1つの番組しか見れず、しかもメインがNHK。民法のドラマは1クール遅れでやってくる。それでも貴重な日本語の時間よ。私の大事なストレス解消源でした。

その後、今の日本人の多い街に引越したけれど、家の周りはドイツ人だらけだから日本語放送はありがたかったわ
日本人の友人が出来て、お互いに交換したのは「日本語のテレビ番組を録画したビデオ」だったのよ。
日本語レンタルビデオのお店もよく利用していました。
インターネットが普及して日本語に飢えなくなったけれど
インターネットが普及して、SNSが広まった頃から日本語を読みたい、聴きたい、書きたい、話したいという希望はいつでも叶うようになってから、日本語衛星放送は解約。
日本語の動画がみたくなればネットですよ。
こうしてすっかりYouYubeをはじめとする動画サイトのお世話になっていたのです。
が、特に個人の作った動画を見ているうちに、だんだん飽きてきてしまったのです。
自分でも時々動画を作るから実感するけれど、動画を作るのは時間がかかるし、大変!
個人だとどうしても作った人だけの意見が反映されているものが多くて、スケールも小さい。
それでもよく出来ているなあ、と感心するものも多いですが。(迷惑系は除く!)
そこで見たくなったのがテレビ番組です。
最近、「テレビ離れ」や「テレビの情報がおかしい」と言われていますが、番組を選べば(これは個人が作った動画サイトも同じだけど)テレビ番組にはテレビ局でないと作れないスケールのものがあるのですよね。
バラエティー番組やドラマ、ニュース解説も番組を選んで、時には批判的に、内容は鵜呑みにせずに見ると、「テレビ局でないと作れないよね」と思う番組に出会って、情報収集とストレス解消に役立てています。
テレビもそうだけど、本でも新聞でも、情報の内容は鵜呑みにせずに色々な情報源をあたったり、また、情報を取り入れすぎないように自己管理がとても大事ですよね。
うまく使えば、こういった情報、エンターティメントに以前よりずっと安く便利に生活に取り入れられる現在。
いい時代です!

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