自律神経失調症、というとなんだかネガティブなイメージがあるかもしれませんが、どうしても季節の変わり目や年をとると、自律神経のバランスが崩れやすくなる気がします。
やはり元気が一番!だと思うので、今回はこんな本を読みました。
自律神経を整える「あきらめる」健康法 小林弘幸・著
「自律神経」とは
交感神経と副交感神経のバランスを保つこと、ですね。交感神経は体が興奮、緊張すると優位に、副交感神経はリラックス状態になると優位になると言われています。
自律神経のバランスが乱れると
血管が収縮して血液がドロドロの状態になるそうです。健康であるためには、血液がサラサラな状態が良い、とはよく言われます。
血液がドロドロになったら・・抵抗力が落ちて、病気になりやすいですね。
内臓の機能低下、ホルモンバランスが崩れる、肌や髪も傷む、そうですよ。良いことないなあ・・・
交感神経が副交感神経より優位にたつと
先ほどのように、血液がドロドロになって、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉に血液が行かなくなるので疲れやすくなるとか。そして、脳の血流も悪くなるので、決断力や判断力が鈍るそう。
脳に血液が行かなくなると怖いですね。めまいもそれが原因かな?
自律神経がバランスを崩す原因は
- 悩みや心配事がある→ネガティブな感情にとらわれる
- 恨みや憎しみを抱く
- 嫉妬やネガティブな感情を抱く
- 悔やんだり、嘆いたり、悲しんだりして、心が暗く沈んだ状態が長く続く
ということはよく耳にします。(だから自律神経失調症、というとちょっとマイナスなイメージがあるのかな)ですが
何もしなくても(対策を取らなければ)10年でおよそ15%ほど自律神経の働きが低下する
のだそうですよ。ようするに年とともに自律神経が乱れやすくなる、ということですね。
「あきらめる」と自律神経のバランスが整う
本書には、「あきらめる」の著者の意図していることが書かれていますが、簡単にいうと、無駄な想像や考えをあきらめると呼吸が整い、副交感神経の働きが高まり、自律神経が整う、という事です。
血流が悪くなると、病気になりやすいし、病気になるとどうしてもネガティブな思考に陥りやすいですよね。
血流をよく、血液をサラサラな状態にしておこう!とは思っても、人間、ストレスなしの生活なんてできそうにないです。
そのストレスフリーな生活をしよう!と頑張る事もあきらめて、ある程度は「いい加減」に生きて行くのが良い、とは頭でわかっていても感情はなかなかついて行きませんが。
感情だけではなくて、年をとる、季節の変わり目も自律神経が乱れやすいようです。
自律神経が乱れるのは性格のせいだ!と思うと、どうしても自分のせいだ・・と落ち込みやすい気がしますが、年のせいかも、思うと、これはこれで楽なのではないかなあ・・
だから、年とともに、自律神経のバランスが崩れないように気をつけなくては!って、気をつけるということはあきらかにして、まあ人生、程々にあきらめて!?
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