早いものでもう10月も下旬。日が短かくなりました。
車の運転をすることが多い私にとっては、
日が短い=暗い夜道を運転しなければならないことが多い
で、辛い日々の始まりです・・・涙。
以前の私はそれでも、夜に「運転して欲しい」と頼まれると運転していました。
「イヤ!」って言いにくいし、
それに若い頃は夜道の運転もそれほど苦痛ではなかったしね。
が、今年の私は決心しました!
暗い道を車で運転するのは疲れるから、頼まれても断る!
断る勇気!
これまで、頼まれると断れずにやったけれど、今でも「しなければよかったなあ」と思っていることがいくつかあります。
このうち、特にこの3つは、以前の私だったら断れなかったけれど、今は頼まれる事があったら断ろう!と決心しています。
- 「着物着て」と頼まれた時
- 「ピアノ演奏して」と頼まれた時
- 「車の運転をして」と頼まれた時
「日本人なんだから着物を着て」と頼まれた時
これを頼まれる事は、最近はほとんどありませんが・・・
私は着物の着付けが出来ません。
着物をキチンと着こなすって、結構大変ですよね。でも綺麗に着こなせたら素敵!
着物と言う日本の衣装が存在するのは有名だから、ドイツ人に「着物を着て欲しい」と頼まれる事があったのです。
そこで、「着物を持っていない」と答えると、「ネットで安く買えるから!」と。
私も相手をガッカリさせたくなくて、期待に答えようとしたこともありました。
日本人だから、着物を着ることが出来ない私はおかしいのかな?
と思った事もありました。
でも、着たくないものは着たくない!ので、これからはさっさと断ります!
「ピアノの演奏をして」と頼まれた時
私の専攻は音楽教育です。
でも学校の先生になる気はないし、ここはドイツ。(私の所持している免許は日本)
「それならピアノを教えたら?」と勧められて、とりあえずチャレンジしてみるか、と言うスタンスで教え始めました。
で、なぜか、クチコミで生徒が増えて、20年以上ピアノのレッスンを続けてきました。
実際、教えるのは楽しいし、
自分にあっている仕事だと思うの。
だけど、私は音大ピアノ専攻でもないし、コンサートでピアノの演奏をするピアニストでもないのです。
「これこれでピアノの演奏をして欲しい」と頼まれることがあります。頼む方が悪いわけではありません。
この時に「ピアノを教えているんだから、演奏を断るのはおかしいわよね」と無理してでも引き受けていました。
ピアノを教えているんだから、ここで演奏するのを断るのは相手を失望させるし、教えているのに、演奏出来ないはずないでしょ、と思われる!と。
でも、実際には自分の練習時間はほとんど取れないし、教えるための教材制作などに時間が取られるし、ピアニストではないし。
相手を失望させるから、とか、自分のプライドだけのために演奏を弾き受けるのはやめます!
雪道や夜道、知らない道での運転を頼まれた時
田舎暮らしなので、車のない生活が出来ません。(最近はできる気がするけど)
なので、どこへでも車を運転して出かけているのです。
そこで、車を運転するのを知っている友人や知人から運転を頼まれることがあります。
これまでは断りにくくて、頼まれると出来るだけ運転していましたが、これからは大変だと思う時は断ることを決心しました。
特に、夜道、雪道、知らない場所、駐車場がない目的地の運転は断ります。これらのケースは今の私には負担が大きいのです。
今まで断らなかったのは・・・
これらのことを頼まれても断ることにしているのは、他人の役に立ちたくないから、ではありません。
私でも出来ること、自分の負担にならない事なら喜んで頼まれごとをするつもりです。
でもね、頼まれて、断らなかった理由は
- 断ったら、自分の価値が下がるような気がした
- 断ったら、出来ない人間だと思われる気がした
- 断ったら、その人に嫌われる気がした
- 断ったら、その人に私の悪口を言われる気がした
- 断ったら、その人の期待を裏切る気がした
自分のプライドや他人から嫌われるのだけを恐れて、頼まれると、本当は出来ない事とか、したくないことでも断らなかった!
のです。
これからは、
- 自分にその能力がなければ、ない、と言う
- 他人に好かれるためだけに自分を殺して、したくないことをしない
で、もっと楽に生きます!
ドイツに暮らしている自分だから、
あまり他人の目を気にしていない、と思っていたけれど、
実は気にしてばかりいたんだなあ・・・
もっと自分にわがままになってもいいかも。
人生、楽に過ごしたもの勝ち!ですよね。
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