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紙の本vs電子書籍〜ドイツ暮らしの私が紙の本より電子書籍を買うようになった理由

本 読書
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電子書籍が随分普及して、海外暮らしの人間としては便利になりました!

とはいえ、紙の本も捨てがたいです。紙の本で読んだほうが理解しやすい気がして、しかも記憶に残りやすい気がします。

とはいえ、電子書籍は便利。どちらを使うかは、人それぞれですよね。何の目的で本を読むのか、どこで読むのか、どんな暮らしをしているのか。それらの条件によって、紙の本が良いか、電子書籍が良いか、は違うと思います。

私は電子書籍を優先していて、電子書籍で手に入らない本は紙の本を買っています。今回は、どうして私が電子書籍で本を読む事が多いのが、紹介します。

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海外でもすぐに希望の本が定価で手に入る

電子書籍を読む現実的な理由は、やはりこれです。紙の本だと発行されてからもすぐにはドイツまで来ないし、ドイツの日本人向け本屋さんで買うと、定価のほぼ3倍します。

こまめに郵便物を送ってくれる家族などが日本にいたとしても、ドイツまで送って貰う送料と手間がかかります。そして、残念ながら、確実に日本からドイツに郵便物などが届く保証はないのです。

その点はキンドルなどの電子書籍だと、日本語の本でも定価で買えます。古本として安く手に入れる事はできませんが、発売されたばかりの本でも電子書籍になっていればすぐに購入できますよね。

本を保管するための場所を取らない

当然ですが、紙の本は場所を取ります。私は本好きなので、すでに家に多くの本があり、本棚には、もう空きのスペースがありません。これ以上本を買うと、本棚を買わなくてはならなくなります。

なるべく持ち物は少なくしたいなあ・・と思っているので、場所を取らない本はとても助かります。

捨てる時の事を考えなくてよい

物はなるべく持たないように、と片付けに燃えている毎日なのですが、物を捨てる、というのは本当に疲れます。ドイツでは紙の本は、各家庭にある古紙を集める容器以外にも、公園などにある「古紙コンテナ」に持っていけば良いので、いつでも大量に一度に捨てる事ができます。が、それでも本を運び出して、コンテナまで持っていく、という仕事があります。

そろそろ生前整理を考えている私は、これ以上物が増えて、残された家族が古紙コンテナに走り回らなくて良いよう、読みたい本は電子書籍にしています。

紙の本は埃をかぶる

埃アレルギー持ちなので、なるべく掃除をするようにしているのですが、それでも大量の本、一冊一冊にいつもホコリが積もらないようにするのは大変です。

実は先日もここ数年手にとっていなくて、不要だと思う本を処分したのですが、本棚から取り出して、古紙としてまとめただけで、体調が悪くなってしまいました。

本だけではなく、資料としてコピーした物も処分。一度に5cm幅のファイル3冊分捨てました。これらの紙やファイルにもホコリがある程度は積もっていたのでしょう。

マスクをして取り掛かったにもかかわらず、目がかゆく、咳も出ています。

外出中に時間ができた時、旅行中にも読書できる

ドイツでの移動は車の運転がメインなのですが、それでも、バスや列車を利用する事があります。そんな時に、以前だと「今日はどの本を持って行こうかな?長旅だから・・2冊では足りないかな?」などと、持っていく本選びや持参する冊数、大きさ(大きすぎる本は持ち運びにくいので)など考えていましたが、電子書籍だと、デバイスにダウンロードできる限り、何冊でも持ち運びできるので、持参する本をどれにするか、と悩む事がなくなりました。

何冊も持って歩ける、という事の欠点は、少々難しい本を読んでいると、飽きてきて、読む本を簡単な楽しい本に変えてしまい、いつまで経っても、少々難しい専門書などのお勉強本を読了しない、という事ですが。

音声読み上げ機能を使って、家事の最中にも読む事ができる

家庭の主婦もしていると、隙間時間は家事に追われて、なかなかゆっくりと本を手にとる暇がないのですが、家事の最中は、作業によっては、とても退屈な時間です。そんな時は音声読み上げ機能で本を読み上げてもらっています。

siriなど使うと、漢字の読み方が間違っていて「え?」となることもあるのですが、それがまた面白くて思わず笑ってしまうこともありますよ。

文字が小さすぎて読み辛い、ということがない

ほとんどの若い方には必要がない事だと思いますが、特に文庫本など印刷されている字がとても小さくで、それだけで読む気がなくなる、という事があります。

その点は電子書籍だと(一部、例外がありますが)字の大きさも調節できるので、文字は自分のお読みやすい大きさにしています。

また、漫画や写真、グラフなど細部がよく見たい、振り仮名が読みにくい、という場合もすぐに大きく表示させる事ができるのが便利です。

私の周りだけかもしれませんが、50代くらいの人に電子書籍の話をすると「そんなもの、私は一生使う事はないわ」と電子書籍に対して、全否定されてしまう事があります。

紙の本の方が記憶に残りやすいだろう、とは私も思いますが、電子書籍のおかげで本の入手が楽になり、さらに以前より本を読むようになりました。

紙の本と電子書籍、どちらが良いかはケース・バイ・ケースだと思っています。

電子書籍でもデバイスをペーパーホワイトにするなどすれば、目にも優しいですし、人それぞれ、生活スタイルと読書の目的に応じて、電子書籍、紙の本、使いわけをするといいですよね。

・・・という私、実は昨日、6冊ほど紙の本を買いました。なので、明日はいらない本を6冊捨てる予定です!

そうそう、電子書籍はいいのですが、日本のアマゾンのkindle unlimited会員になっているので、いざという時に、家族がkindle unlimitedの解約をする事ができるようにしておかなければ・・・ね。

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