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ドイツ人が食器を洗うところは見ない方が良いかも

キッチン
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今年、2019年に買って、とても満足している物の一つに

キッチンの大きなシンク

が、あります。

それまではドイツで一番普及しているタイプの小さいシンクを使っていました。

おそらく、今でもドイツの家庭で一番多く使われているシンクのタイプはこれではないかと思います。

我が家の以前使っていたシンクはこれ。

シンクの大きさは35×39cmです。日本の一般家庭で昔からよく見かけるシンクの大きさと比べるとかなり小さいのです。

私がドイツに来たばかりの頃は、大抵のシンクがこの大きさでした。

食洗機を持っていない場合、このシンクで全ての食器や鍋などを洗うわけですが、ドイツ人がどのようにしてこの小さいシンクで食器を洗うかというと

  1. シンクに栓をしてぬるま湯をはります。
  2. 食器洗剤(Spülmittel)を水2リットルにつき小さじ1杯の割合で、貯めたぬるま湯に入れます。(って・・実際には適当に入れるわけですが)
  3. そのお湯の中に洗う食器を入れます。
  4. 食器用のブラシかスポンジで食器の汚れをこすって落とします。(水道の水はながしっぱなしにはしません)
  5. お湯から出して フキンで乾拭きします。(つまり、乾かします)
  6. 乾かした食器を所定の位置に戻します。 

何が見ていて嫌かというと

  • 洗剤の入った水の中で洗った食器を 綺麗な水ですすがない
  • シンクにためた水で洗うので 人によっては それまで洗った食器の汚れで 水が汚くなっても なかなか水を入れ替えずに食器を洗い続ける。(けれど、その後すすがない)
  • シンクに直接食器洗い用の水をためるわけですが、サラダを作る時の野菜もシンクに直接水をはって野菜を入れる。(シンクを綺麗にしておかないと・・洗剤がシンクに残っていないようにしないと サラダを食べる気になれない)

ドイツに来たばかりの頃、日本人の学生の間でこのドイツ人の食器の洗い方が話題になり、「だからドイツ人の使った食器は水道水ですすいでから使う」と言っていた、学生寮に住んでいた人もいました。

知らないと、見た目には食器は綺麗なので、なんの抵抗もなく食事に使えるのですが、どのように食器を洗っているのかを見た直後だと、「これで食事をしたくない」と思ってしまうこともあります。

ビールやソフトドリンクを売っている屋台(そう、例えば、今だとクリスマスマーケットとか)のグラスも、大きなシンクに(こちらは業務用で大きなシンク)いっぱいにお湯をはって、その中に食器用洗剤を入れて泡だてて、その中に汚れたグラスをドボン!です。

洗剤の入ったお湯の中をくぐらせたコップを取り出して、フキンで拭いておしまい!次のお客さんに提供する飲み物を入れます。

見ていると・・ビールが飲めなくなるかも。

私がその昔、30年くらい前にお世話になったドイツ人家庭では、食洗機を使っていて、その食洗機に入れられない、手書きの模様の入ったサラダボールなどは手であらっていました。彼らは洗剤の入ったお湯にブラシを使って汚れを落とした後、綺麗な水ですすいでいました。

最近はこう言った洗い方で食器を洗う人が多くなったかもしれませんが。(だといいなあ・・と思ってしまいますが、水の使用量が増えて環境に悪いかな?)

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