ミニマリストではありませんが、物をごちゃごちゃと持つのがイヤなので、せっせとお片付けに励んでいるshirousagiです。
最近、ミニマリストさんの動画とかブログを読んでふと思ったこと。
「あ、そうか、これって多くの日本の家庭では使われているんだ!」という物があることです。ミニマリスさん達が、捨てた物、使わない物としてわざわざ出すくらいなので、あるのが普通だと思う物があることです。(洋式の生活スタイルの場合です)
私はドイツ暮らしが長く、かつ、学生時代にドイツ人の家庭に住んでいて、その家庭のやり方を見習ったので、以下にあげる物は我が家にありません。で、不便を全く感じていません。
ドイツ人は使わなくても、日本人は使う、私が日本に住んでいた時は使っていて、ないと不便、という物は日本から持って来ています。日本では使っていたけれど、なくても不自由を感じないものは、わざわざ日本から持ってきていません。(当たり前かな)
そんな、日本の一般家庭では大抵(?)使われていて、ドイツでは使われていない物を5つ紹介します。(あくまで、私の個人的経験と意見です。私もドイツの家庭全てを知っているわけではないので)
すでにご存知の人も多いかと思う定番ですが。
キッチンマット
ドイツにないわけではないですが。(amazon.deとかで見かけます)
ドイツの家のキッチンの多くの床素材が、モップで拭いて構わない、外用の靴で歩いても構わない、丈夫な素材でできています。だからドイツではマットは必要ない、と言えば必要ないからかと思います。
我が家のキッチンの床も、タイルです。キッチンは水や汁が散ったり、野菜クズが落ちたり、と汚れやすいところですよね。拭き掃除できる床だと、マットがあるより、汚れたらモップとか床掃除ロボットで拭いた方が楽で早いです。
・・・というわけで我が家にはキッチンマットはないし、買う予定もありません。
流しの三角コーナー
実は最近、ドイツのアマゾンに売っているのを発見しました。と言っても、最近は一般のドイツ人が使わないものもアマゾンにはあるので、なんの参考にもなりませんが。
(amazon.deで見かけた三角コーナー)
というわけで、三角コーナーはありません。シンクが小さいので三角コーナーを置く場所もありません。
もっとも、最近は我が家だけではなく、大きなシンクのキッチンを設置する家庭が増えたので、色々なシンクの周りグッズが売られるようになりました。そのうち、三角コーナーを使う家庭が増えるかも?・・・とはちょっと思えないドイツです。
トイレの便座カバーとマット
日本から来られた方で30代くらいの方が「ドイツの便座が冷たくて!」と悲鳴を上げているのを聞くことがあります。ああ、あの温水で洗浄するトイレがスタンダードになっているんだなあ、と思いますが、あのトイレが普及する前にドイツに来てしまった人間(つまり私)には、トイレの便座が冷たくても、あまり苦痛にはなりません。
温水で洗浄できて、便座を温める事ができるトイレはドイツで設置するのが大変だとしても、カバーをかけている日本人家庭はドイツでもあるようです。
カバーがかかっている便座だと、実は衛生面が気になります。子供が小さい時は汚したらどうしよう・・と気になりました。カバーがかかっていないと、もし汚してもすぐに拭く、洗うことができるので、私はカバーをつける気にはなりません。
床に敷くマットも、ないほうが毎日拭きやすいので、その方が清潔なのでは?と思うのですよ。
トイレ用スリッパ
これがドイツにはないので、私にとっては、日本に帰って友人宅にお邪魔する時など、スリッパを履きかえるのを忘れないよう、トイレを借りる時に気をつけなければならない事なんです。
そう、トイレ用に別の履き物に変えることはありません。いつも履いているルームシューズそのままでトイレを使います。
マットがないので、床、壁は常に綺麗に拭いておけるから・・ルームシューズそのままで安心だと思うのですよ。気にしだすとキリがないし。
(最近の流行で)カーテン
最後に例外ですが、カーテンです。
これは、さすがに普通のドイツ人家庭の多くの家にあります。住居には凝るドイツなので、以前はカーテンは徹底していました。家中の窓には目隠しになるレースのカーテンとそれから窓枠を飾るカーテン。
自分の家の窓に合わせてオーダーでカーテンを作ってもらう人も多かったのです。
が、最近は家には全くカーテンがない!という人が増えてきました。と言っても、外から家の中が見えないように、窓には何らかのものを付けています。よく見るのはこんなブラインド。
シャッターが普及しているので、特にカーテンがなくても、となったのかもしれません。
我が家も少しずつカーテンを外しています。では、カーテンの代わりにどうしているのか?我が家の場合は別の機会にお話します。
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