クリスマスというとプレゼント!プレゼントというとチョコレートやワインなどのアルコールに並んで、花束や鉢植えの植物も好まれています。
クリスマスには、やはり華やかに植物を飾ってみたいですよね。では、せっかくのクリスマス、何を飾りましょうか?
ここでは、ドイツでよくクリスマスに飾られる、クリスマスには欠かせない、クリスマスによく飾られる植物を3つ紹介します。
ポインセチア(Weihnachtsstern)
まずは、ポインセチアです。ドイツ語ではWeihnachtsstern、「クリスマスの星」と呼ばれています。
AdventssternとかChriststernともよばれているようです。Stern=星。やはりこの赤い葉が星のようだからクリスマスの植物になったのですよね。
先の方の葉が緑ではなくて、真っ赤なものが元々の種類だったようですが、品種改良で色々無色の葉のものがありますよね。最近はこんなクリーム色のものも、星のようで人気なのかな?
クリスマスの時期(アドヴェント)になるとホームセンターやお花屋さんで実にたくさんの鉢植えのポインセチアを見るのですが、この植物、原産は南アメリカで、鉢植えではなくて、低木、なのだそうですね。
ドイツには1950年代から鉢植えとしてクリスマスのデコレーションとして売られ始めたようです。今やクリスマス、といえばこのポインセチアの鉢植え、です。
この植物、実は毒を持っているそうです。我が家もですが、ペットを飼っている家では気をつけた方が良いようですよ。(ウサギがかじったら大変!)
アマリリス (Amaryllis、Rittersterne)
アマリリスについては一度書きました。これも毒を持つ植物だとか。
アマリリスの鉢植えがクリスマスの飾りとして売られ始めたのは、最近、ここ20年くらいの事だと思います。
大きな星形(これが大事ですね〜クリスマスには)の花が華やかで人気が出たのでしょう。
ミステル(Mistel)
日本語では「ヤドリギ」とも訳されている植物です。
クリスマスマーケットで売っていたミステルの枝です。このように枝を束ねて、これを玄関などのドアの上に飾ります。
昔はこうして、家の中に災いが入ってこないようにしたのですって。厄除、ですね。
最近は、このミステルの枝の束の下でキスをしたカップルには幸せが訪れる、と言われています。
ミステルの下に立った若い女性はキスを拒んではならない、とか。拒んでしまうとやってくる年には結婚できない、のだそうですよ。
そういえば、友人の女性が「ミステルの枝、買ったのよ〜〜」と言っていたのですが、彼女の娘さん、もう大学2年生。ボーイフレンドもいるようだし。
え?もうその友人の娘さん結婚してもいいの??(いや、まだですよね・・医学部学生だし。まだまだ学業に専念してね。)まあ、幸せにはなって欲しいですよね!
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