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速読の仕方はやはり基礎知識を持つ事だった〜「最強の読み方」

読書
Peter HによるPixabayからの画像
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コロナパンデミックもあって外出もままならないので読書をしている皆さま、こんにちは!shirousagiです。

最近の私は読書というと、ビジネスウーマンではありませんが、ビジネス書が多いのです。こう言った本はビジネスだけではなくて、生活一般にも役に立つ事が多いと思っています。

読書は悩みを解決するためなどの目的をもって読書をしたいですよね。

本のページをめくるために読書をしているのではなくて。

そんな読書をしている時、読書そのものが目的ではないので、できるだけ早く読み終えたい、速読したいと思います。

何しろ、出来るだけ時間を短縮して、遊ぶことに時間を回したい!

そこで、読書のスピードが速くなればいいな、といつも思っていました。こんな私には「速読」という言葉は大変魅力的です。

「あ〜〜私も本一冊10分くらいで読めたらなあ・・」

初めて手にとって速読の仕方の本は「とにかく文章を早く目で追う」といった内容でした。

こうやって本の内容は頭に入るのかなあ?でもこれで本が早く読めたら嬉しいけれど・・・

そう思いつつ、試してみましたが、やはりテクニックを身に付けるのは無理!

そこで、別の速読関係、読書の仕方関係の本を探しました。見つけた本に「知識をたくさん身につければ読書のスピードが上がる」と書いてあるのを読んで、目から鱗が落ちた覚えがあります。

(その事を別ブログに書いています。
速読のために本を多読?本を多読するために速読?〜譜読みを速くするには?

早く読めても内容を理解しなければ、読んだ意味がないですよね。本のページをめくるだけなら、その時間が無駄です。

なるべく早く読み、そして内容を理解する、言われてみれば納得です。

その後も機会があると読書法の本を読んでいます。

今回手にしたのはNHKの子供ニュースで私もドイツにいながらその解説の分かりやすさで存じ上げていた池上彰氏と読書法の本で名前を存じ上げていた佐藤優氏の対談形式の本です。

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「僕らが毎日やっている最強の読み方」池上彰、佐藤優・著

副題に「新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身に付ける70の極意」とあって、このお二人の読んでいる新聞や雑誌がどれであるかも書いてあります。

この本でもまずは知識の大切さを書かれています。

一番大切なのは基礎知識

基礎知識が欠けているといくらインプットしても内容を性格に理解する事が出来ない、読んだものを知識として蓄積する事も出来ないと述べられています。

基礎知識がないと本を読み続けていても何が何だかわからなくなり、ついていけなくなりますよね。

基礎知識は土台となるので、じっくり時間をかけて身につけるべきだとか。その基礎知識は書籍の読書(雑誌や新聞ではなく)でしか身につきませんとのこと。

そして、その基礎知識を身に付けるために教科書を熟読する事を勧められています。

我が家にも息子の教科書があるのですよね。中学生のものまでですが。せっかく日本の国からいただいた教科書、丁寧に読んでいきたいと思います。(国語は面白そうなので、すでに一度目を通しましました!)

一般書店でも買えるので、一時帰国した時に欲しい科目の本を買おうかな?特に気になっているのは高校の日本史世界史の教科書です。

この2つは基礎知識として頭に入れておきたい、と痛感します。大学受験まではせっせと勉強したのですが・・・今やすっかり忘れていますよ。

「熟読」と「速読」を分ける

私が最近読書をする際に気をつけているのはこの点です。

全ての本を100%読もうとせずに、本によっては速読、本によっては熟読をする、という事。

気になる本はまず速読。他の方も動画などで同じ方法を説明されているので、お聞きになった方もいらっしゃるかと思います。この本でも同じような方法が勧められています。

  1. 「はじめに」を読んで、目次を読む
  2. 結論や「おわりに」を読む→キチンと読むべきところを見つける
  3. ざっと目を通す。
  4. キチンと読むところはなるべく速く読む
  5. 他の部分はひたすらページをめくる。

ざっと目を通す時は本を読むというより、どんな単語が目に飛び込んでくるか見る程度だとか。

タイトルを見て、面白そうだ、ためになりそうだ、と思って手にしても、なんだかつまらないな〜〜と思いつつ、もしかするとこの後にためになることが書いてあるのかも?と思い最後まで丁寧にページをめくった、

という経験のある私としては、最初に速読で内容をチェックするのをしようと思います。

また、「これは!」と思う本に当たれば熟読です。

熟読は同じ本を3回は読む、のだそうです。確かに1回だと「読んでわかったつもり」になっているだけのような気がしますね。

この本の著者のお二人は60代、50代と言った年齢で、デジタル以前から活躍されていた方なので、私のようなアラフィフの人間にはとても参考になります。

あれほどの知識をもって大活躍されているお二人でも「頭が良いから」というより、「知識の取り入れ方が上手」なのだという印象です。(基礎知識が素晴らしくあるからですね)

対談形式なので、分かりやすく、読みやすく、しかも新聞を読む目的や雑誌の読み方、ネットからの情報に対する姿勢など大変参考になりました。

最後に人との付き合い方、「極意」もビジネスに関わっている方には参考になるかもです。

その「極意」の一つは

初々しさを出して、いい聞き手になる

知り合いに85歳になる音楽家の方がいるのですが、彼の体験談を聞いていると「あ、これ3ヶ月くらい前に聞いたことあるな〜〜」という話がでてくるのですが、毎回、初めて聞いたようなフリをしています!

何故って?

話、エピソードの始まり方が毎回違うのですよ。なのでそのエピソードを話始められたは本当に「初めて聞く話」だと思ってしまうのです。

でも聞き進んでいくうちに「あ、これ聞いたことある」となるのですが、そのまま「聞いたことがなくて初めて聞く話だ」というフリをしています!

そうか、それでよかったのか!

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