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【読書】ブログを書くのにとても参考になりました〜「武器としての書く技術」

読書
この記事は約6分で読めます。

私のように、外国に住んでいて文章を書くのが好きな人には、ブログを書くのはおすすめ、という記事を以前書きました。

ブログを書け、と言われてもどうやって文章を作って良いのかわからない、書いたけれど今一つ公開する勇気がない、という方も多いかと思います。

私もいまだこうしてブログを書き続けています。が、時々、「文章の書き方」の本を見つけると参考になるかも、と読んでいます。

そして、心の迷いを吹っ飛ばしています!

今回は一時はブロガーとして大活躍していた(今はYou Tuberとして活躍されていますが)イケダハヤトさんの著書を見つけたので読みました。

2013年に発行されている本で、内容には少々古いところがありますが、なかなか読みやすく、わかりやすく、これからブログを書いてみようかな?という方にはおすすめです!

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「武器としての書く技術」イケダハヤト・著

この本が出版された2013年はブログ全盛期で、動画はまだまだ、と言った時代でした。なので、「書く技術」はとても大事で、同じような本は多く出版されています。

が、この本は実にわかりやすく書かれています。

内容は

  • 文章の書き方
  • タイトルの付け方
  • ネタの見つけ方
  • インプット、速読の仕方
  • 出来るだけ読まれるようなブログにする方法
  • ブログでの稼ぎ方

と言えますが、内容はかなり実用的です。

この中で、特に「稼ぎ方」の部分は情報が古いので、本当にブログで稼ごう!という方には不向きかと思います。

「ブログで食っていく」というのは非常に厳しい、と述べられているのは正直でありがたいですね。同じような内容の本には「ブログで生活できる」と言った事が書いてあることが多く、

「おお!ブログだけで生活できる」と読者を変に期待させるからです。

読まれる文章の書き方

何が言いたいのかはっきりさせる

時々日記のような事を書いていると、なにが言いたいのか、自分でもわからなくなることもあるのですが。読者にとっては、筆者が何を言いたいか、は大事ですよね。目的は大事!

文章は長すぎない、同じ語尾を続けない

イケハヤさんは「国語の時に言われる文章の良し悪しではなくて」と断っています。ですが、あまり長すぎない文章、同じ語尾を続けない、というのは、学校の国語の作文でも指摘されそうな事ですね。

話はそれますが、私はドイツ語を書く、話す時は特に「長すぎない文章・短い文章」を作るように気を使っています。長い文章はそれだけで理解しにくくなりますよね。ましてや、外国語を使う時は文法を間違うこともあるので、文章が長いと余計に理解されにくくなります。

ブログを書き続けるために

完璧を求めない、下書きをためない

これは「うん、うん!」とうなずきたくなりました。

下書きって、ためておいて「後で書こう!」と思っても、2〜3日放置するともう続きが書けません!思いついた時にさっさと書いて、「未熟かな?」と思っても、それで公開してしまう方が良いと感じます。

ブログの良い点は、書き直しがいつでもできるので、後で追加したいな、と思えばどんどん加筆・訂正できます。(私はよくやっています・・・)

ネタの出し惜しみをせずアウトプットを続けるとネタが入る

出し惜しみをせず、アウトプットをし続けていると、それに応じてネタが入ってくるようになるのです。

ブログを書き始めた頃は「このテーマでこれも書けるけれど、ここで書くと明日書くネタがなくなる」と出し惜しみして、その分を別の日に書く、ということもしていましたが、そんな「明日のネタにこれはキープ」をしなくてもネタが出てくるなあ、と実感しています。

友人で毎日ブログ更新にチャレンジしている人がいるのですが、そうするとネタが湧いてくる、とか。普段見逃していることに気がつくのですね。

それはこの本でも述べられている「目の解像度」が上がるのです。そして「面白いことを探す体質」になります。

ニッチなテーマで攻める

ニッチなテーマは一般的に情報が希少だからニッチなテーマの記事で攻めるのは心配いらない、という訳です。

ニッチなテーマだとすぐに注目を浴びることはないですが、割と長く、だれかが読んでいる、と言った記事になりやすいようです。

「これは良く読まれるかな?人気のテーマだし」と思った記事より、意外と自分が書きやすかった、書きたかった記事の方が読まれている、ってこと、多いのですよ。

書くことのメリット

最後にイケダハヤトさんもおっしゃっているブログを書くことのメリット。これは

アウトプットすることで記憶力が高まる

今回、私がこうしてこの本の内容について書いているのもそうですが、こうしてインプットした事を自分なりにアウトプットすると頭の中が整理され、しかも記憶に残りやすくなります。

しかも、このブログには検索機能がついているので、(サイドバー右上に入れています)忘れたら自分でこの検索欄にキーワードを入れて検索できます。するとこの記事にたどり着くのですね。便利。

脳の「外付けハードディスク」を持とう

「検索機能」があるおかげで、ブログが「外付けハードディスク」になる、とこの本の著者も述べています。

ブログを忘備録として書いている人も多いかと思いますが、私のこのブログの一部の記事も「忘備録」です。日記の代わりにもなっています。

「書く事はストレスマネージメントになる」

イケダさんも、

・・・思わず心が乱されたときに、ぼくはブログを書くようにしています。一つの記事を書き上げると、不思議なことにすっきりするのです。・・・(中略)

理不尽な経験をしたとき、自分のなかで答えを模索し、納得できる回答をみつけられると、不思議と気分がすっきりします。見えない怒りを言語化することで、自分の中から逃すのです。

と、述べられています。

そして、その時は

あくまで「価値提供」を忘れずに

その際に気をつけたいのは、単なる愚痴、悪口にならないようにすることです。

私も先に紹介した記事に書きましたが、外国暮らしはそれなりにストレスも溜まるものです。(いえ、日本に暮らしていても、また別の問題がありますが)

そのストレスはこうやってブログを書いて解消できるのですよ!

特に外国暮らしをしていると、周りの人には(ここだとドイツ人には)わかってもらえない悩みや嫌な経験をすることもあります。愚痴をいう相手がいなくても、ブログで「付加価値を付けて」記事にすれば、自分のストレス解消にもなり、同じトラブルを抱えた人の役に立つかもしれません。

このイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」、「炎上」や「批判」を恐れず、

「ブログ、書いてみませんか?」

とお誘いする気分にもしてくれる本でした。

「炎上」「批判」がくると、それは読まれている証拠。喜ぶべきだそうですよ。

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